人はみんな、
「これが自分だ」と思って生きてる。

わたしの領域

わたしはこういう性格で、
こういう過去があって、
こんなふうに傷ついてきた――

そのストーリーを守ることで、
安心することもある。
でも同時に、
その中に閉じ込められて、
苦しくなることもある。

私って、こんなもん。
どうせまた傷つく。
わかってもらえない。
わたしなんか愛じゃない。

そんなふうに“仮のわたし”に
同一化してしまう日ほど、
私は、癒美調律をする。

指を一本ずつ丁寧に扱うことで
その思い込みが、ほどけていく。

たとえば、
右足小指――
行動の力や自己発信のエネルギーをつかさどる場所。

そこが反応がないとき、
私はたいてい、自分を出すことに怖さを抱えてる。

でも、そこを調えていくと
“わたしはそれを表現していい存在だった”
という感覚が戻ってくる。


その感覚は、言葉ではなく“体感”として現れる。

自分という“枠”が解除され
もっと大きな何かとつながっているような感覚になる。


その“もっと大きな何か”こそが、
実は「わたしは愛だ」ということ。

それを感じ、
これまで「私らしさ」と思っていた制限が
やさしく溶けていく。

過去の痛み、
人との摩擦、
自分の欠点、
全部“愛の一部だった”と感じられたとき――

“自分”を超えている。

もう、
守らなくていい。
演じなくていい。
許されようとしなくていい。

わたしは、愛そのものとして生きられる。

それは特別な日なんかじゃなくて、
指先から始まる、とても静かな日常の革命。

愛の存在として生きるために――

「わたしは愛だ」と思い出すとき、
本当のわたしが、静かに目を覚ましはじめる。

その鍵となるのが、
音の響きに秘められたエネルギー。

そしてそこに、
あなたのメインポータルがある。

あなたはこの世界でどんなエネルギーをもって
創造するのか。