力尽きた命が、奥を震わせる
静かなる終わりと、新しい波のはじまり
今日は、2025年5月最後の日。
今月、3人の’おとうさん’が
この世を去った知らせを耳にした。
不思議と重なるその知らせに、
私のなかで、
ひとつの“流れの変化”を感じる。
男性性の、破壊的なもの。
がんばって、背負って、生き抜いてきたそのエネルギーがふっと力尽きるように、この世界から抜けていく。
命が消えることで、
世界の“波”が変わっていく。
いろんな想いが、水に流れて
静かに消えていくようにも思えるし、
消えずに残ったまま、
まだここにいるわたしたちが、
引き受けて、浄化していくようにも感じる。
スーッと、息を引き取るその瞬間の
なんとも言えない“美しさ”
同時にまだこの地に残っている、
引きずる意識
その意識を切り替え、調律していく役割を
託されているようで。
終わりの向こう側であたらしい波が、
静かに、でも確かに、生まれている。
あなたの中の波も確実に変化している。


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