坂戸市の突風 ダウンバーストかガストフロントか
坂戸市で27日養鶏場の屋根が飛ばされるなどの被害をもたらした突風について熊谷地方気象台は、発達した積乱雲がもたらす激しい突風の中のダウンバーストか、ガストフロントの可能性が高いと発表しました。
27日午後6時10分ごろ坂戸市青木から川島町飯島にかけて突風が発生し、坂戸市によりますと坂戸市青木にある養鶏場で鶏舎2棟のうち1棟の屋根が飛ばされたほか、近くの電柱複数本が倒れました。
けがをした人はいませんでした。
また、鶏舎には2棟あわせておよそ1000羽のニワトリがいましたが無事だったということです。
今回の突風について熊谷地方気象台は、28日行った調査の結果、突風発生時に活発な積乱雲が付近を通過していた・被害や傷跡が面的に分布していた・強雨またはひょうを伴っていたなどの情報からダウンバーストまたはガストフロントの可能性が高いと判断したと公表しました。