※成長if&捏造
……喫茶店で中高生くらいの少女が2人、向かい合わせに座っている
しかし年頃の少女らしい会話はなく、ただお互い既に頼んであった紅茶の水面を眺めながら沈黙しているだけだ
1人の少女が沈黙を破る
沈黙を破った少女、「ヒカル」は綺麗な青色をしたハーフアップを少し揺らしながら向かいの席にいる少女に問う
どうやら呼んだのは向かいの少女のようだ
向かいの少女「ライム」は質問を質問で返す
白黒のロング、左右にあるお団子、そして黄緑色の袴は少し印象深い
ヒカルは思ったことを素直に話す
その言葉にライムは少しため息を漏らした
謝るヒカルを他所にライムは紅茶を1口
ヒカルはそういえばという風に話し始めた
その一言で、ライムの眉がピクっと動く
ヒカルはまたまた素直にそう言う
ヒカルの言葉を静かに聞き終えたあと、ライムは口を開く
そしてこのような言葉をヒカルに送った
ヒカルは結構ショックを受ける。面と向かって悪口を言われたことが少ないのだろう
ヒカルが必死に弁解をしている中、ライムはそれを遮るようにこう言う
……「マリア」それは誰かの名前だった
だが、ヒカルはもうそれを思い出せない
ライムside
……やはり、この人は馬鹿だ
かつてお互いを大切にし合った、その最愛の人を
忘れるなんて大馬鹿者にも程がある
……でも
漫画にしたかったヤツ
画力なかったので小説になりました
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!