フィッシング詐欺対策:メールへのリンク貼付を禁止 | ミッキーのブログ

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ネット証券の不正取引額が減らないそうだ。その手口で代表的なのがフィッシングと呼ばれるものだ。メールに添付されたリンクをクリックすると偽サイトに飛び、そこでIDやパスワードを入力させてネット証券に不正ログインするわけだ。フィッシング詐欺に遭わないためにはメールに添付されたリンクをクリックせず、自分で検索などした正規のネット証券サイトをお気に入りに登録するなどして、そこからログインすればよい。

 

しかし、ネット証券に限らず何かのお知らせとか約款の改定、フィッシング詐欺への注意喚起などと言って、送られてきたメールには必ずリンクが添付されている。企業がそういうリンクを貼ったメールを送るから、犯罪集団がそれをマネたメールを送るんじゃないかと思っていたら、2025年6月21日の朝日新聞の朝刊に「メールなどにはログイン先のURLやリンクを載せない」という金融庁の対策が出ていた。

 

遅すぎるけれども、やっとそれを言ってくれるようになったか!と思った。金融庁に言われるまでもなく証券会社などがいち早く対策に乗り出すべきだったが、利用者の利便性を重視せざるを得なかったのだろう。他社のメールにリンク先が載っているのに、自社のメールにだけリンクを貼らないのではユーザーが離れていってしまうと危惧したのだ。

 

一番いいのはリンクが貼られたメールはすべて迷惑メールだと判別されて、受信メールに上げないようにすることだ。リンクが貼付されたメール=フィッシング詐欺というようになれば、少しは被害も減らせるのになぁと思う。

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