佐賀市北川副町の老人ホームで入所者の80代男性が暴行を受けて死亡した事件で、逮捕された当時職員の容疑者(35)=佐賀市=が「(仕事面で)ストレスがあった」と供述していることが関係者への取材で分かった。佐賀地検は23日、傷害致死罪で容疑者を起訴した。裁判員裁判で審理される。

 起訴状などによると、2日午前4時ごろから午前6時半ごろまでの間に、有料老人ホームちとせで、個室のベッド上でうつぶせ状態の男性(87)の腰付近を数回踏みつけたり、あおむけにして胸付近を数回踏みつけたりして、死亡させたとしている。男性は右腎破裂や肋骨(ろっこつ)多発骨折のけがを負い、死因は外傷性ショックだった。被告の認否は明らかにしていない。