前回解説した「さくら」は七五調の歌詞の歌でしたが、
この形式に似たサクラソングは他にも8曲程あります。
今では演歌位でしか新曲が生まれる事が少なくなった七五調の歌ですが、
昭和30年代くらいまで、日本の歌は歌謡曲・軍歌・童謡・唱歌・民謡・アニメソング等々
ジャンル問わず、大半が七五調でした。
例:
青い山脈「7若くあかるい 5歌声に 7雪崩は消える 5花も咲く」
ゴンドラの唄「7命短し 7恋せよ乙女 7あかき唇 5あせぬ間に」
軍艦マーチ「7守るも攻めるも 5黒鉄(くろがね)の 7浮かべる城ぞ 5頼みなる」
桃太郎「7桃太郎さん 7桃太郎さん 7お腰につけた 5黍団子」
ソーラン節「7にしん来たかと 7鴎に問えば 7わたしゃ立つ鳥 5波に聞け」
アタックNo.1』「7苦しくたって7 悲しくたって 8コートのなかでは 5へいきなの」
今回は古い歌をモチーフにした歌が多いサクラソングの中でも、特にレトロ感漂う
「七五調風のサクラソング」を紹介していきます。
(注意)
①8音の歌詞は7の字余りとして、七五調の歌詞の歌にも比較的多く使われます。
例:「8夕焼け小焼けの 5赤とんぼ 8負われて見たのは 5幻か」
よって今回は8音の歌詞も、7音の歌詞として扱います。
②「っ」「ー」は一音扱い。 「ぁ」「ゃ」「ゅ」「ょ」」は音数に含めません。
③サクラソングの七五調風の歌は、前半は七五調で後半自由詩が入る事が多いので、
『正確に七五調の歌』とは言えるのは「花暦」「都の花ぞ」位でしょうか。
和風の歌
この辺りは広井さんも意識して作詞しているのでしょう。
「花暦」は都都逸。「都の花ぞ」は寮歌。
「さくら」は唱歌をモチーフにして歌詞が作られています。
参考「サクラ大戦全曲集コンプリートソングブック歌詞カード」2・13・26p
花暦(さくら すみれ)

花吹雪・白浪弁天(さくら・カンナ)
7夜の巷に 7白波揺れて 7ずらり揃った 7悪党の
8心に真っ赤な 8紺桜吹雪
6華となって 5艶やかに 4この世を 8太く生きましょう
7音に聞こえし 5名台詞 8お江戸の桜も 5満開だ
7ああ花吹雪

隅田川(さくら)


軍歌・ヒーローソング風の歌
「見よ!暁に」(大神)7見よ暁に 5十字星 8あの娘の面影 8今宵も忍んで
7涙に濡れてる 5白い服

「少年レッド主題歌」(紅蘭)

「暁の戦士」(さくら)
昭和30年代前後のヒーローソングを意識して作られた「少年レッド主題歌」。
アニメや特撮ソング等の子供向け番組のテーマソングは、「月光仮面」(昭和33年)から
「ゴレンジャー」(昭和51年)の時代に至るまで、七五調の歌詞が大半を占めています。
例:
月光仮面は誰でしょう「7どこの誰かは 5知らないけれど 7誰もがみんな 5知っている」
巨人の星「7思い込んだら 7試練の道を 7行くが男の 5生きる道」
ウルトラマン「7胸につけてる 8マークは流星 8自慢のジェットで 5 敵をうつ」
レッツゴー!仮面ライダー「7迫るショッカー 8地獄の軍団 7我らを狙う 5黒い影」
進め!ゴレンジャー「8真っ赤な太陽 7仮面にうけて 7 願いはひとつ 5青い空」
例:
「少年レッド」は広井さんが幼い頃にテレビで見た「少年ジェット」と「まぼろし探偵」を
基にして作ったヒーローですが、両作品の主題歌も当然の如く七五調です。
例:
少年ジェット「8勇気だ力だ 8誰にも負けない 5この意気だ 」
まぼろし探偵の歌「7赤い帽子に 5黒マスク 8黄色いマフラー 5なびかせて」
参考「サクラ大戦全曲集コンプリートソングブック歌詞カード」13p
「少年レッド主題歌」の歌詞は七五調に加えて、ヒーローを慕う子供の視点で書かれた、
昭和30年代ヒーローソングの基本を押さえた作りになっています。
その他
「夜のサンバ」(藤枝あやめ)

「モダンブギ」(帝劇3人娘)
7モダンガールが 5街を行く 7清く正しく 5美しく
心は日本人で 姿は西洋人 ああー 7うれしはずかし 5投げキッス
7頭の固い 5大人たち 7うんざり顔で おこごとです
5ああだけど 7どんどん変わる 5価値観は
7今日も東京 7すべてが(らら)モダン
7いつも東京 5若いって 5すばらしい

今回の記事はCDアルバム集「サクラ大戦全曲集コンプリートソングブック」と
「サクラ大戦・全曲集2002~2006」の歌詞カードを見て調べたのですが、
帝都・巴里・紐育合計約350曲のうち、七五調風の歌詞の唄は全て帝都花組の持ち歌で
ある事がわかりました。
元々帝都花組の持ち歌が断トツで多いというのもありますが、
さすが『昭和歌謡の色合いが一番強い組』という感じます。
この形式に似たサクラソングは他にも8曲程あります。
今では演歌位でしか新曲が生まれる事が少なくなった七五調の歌ですが、
昭和30年代くらいまで、日本の歌は歌謡曲・軍歌・童謡・唱歌・民謡・アニメソング等々
ジャンル問わず、大半が七五調でした。
例:
青い山脈「7若くあかるい 5歌声に 7雪崩は消える 5花も咲く」
ゴンドラの唄「7命短し 7恋せよ乙女 7あかき唇 5あせぬ間に」
軍艦マーチ「7守るも攻めるも 5黒鉄(くろがね)の 7浮かべる城ぞ 5頼みなる」
桃太郎「7桃太郎さん 7桃太郎さん 7お腰につけた 5黍団子」
ソーラン節「7にしん来たかと 7鴎に問えば 7わたしゃ立つ鳥 5波に聞け」
アタックNo.1』「7苦しくたって7 悲しくたって 8コートのなかでは 5へいきなの」
今回は古い歌をモチーフにした歌が多いサクラソングの中でも、特にレトロ感漂う
「七五調風のサクラソング」を紹介していきます。
(注意)
①8音の歌詞は7の字余りとして、七五調の歌詞の歌にも比較的多く使われます。
例:「8夕焼け小焼けの 5赤とんぼ 8負われて見たのは 5幻か」
よって今回は8音の歌詞も、7音の歌詞として扱います。
②「っ」「ー」は一音扱い。 「ぁ」「ゃ」「ゅ」「ょ」」は音数に含めません。
③サクラソングの七五調風の歌は、前半は七五調で後半自由詩が入る事が多いので、
『正確に七五調の歌』とは言えるのは「花暦」「都の花ぞ」位でしょうか。
和風の歌
七五調風のサクラソングで多いのは、やはり和風の歌。
それもさくらの持ち歌が多いです。この辺りは広井さんも意識して作詞しているのでしょう。
「花暦」は都都逸。「都の花ぞ」は寮歌。
「さくら」は唱歌をモチーフにして歌詞が作られています。
参考「サクラ大戦全曲集コンプリートソングブック歌詞カード」2・13・26p
花暦(さくら すみれ)
7春と夏との 5間には 7雨に煙ぶるよ 5紫陽花(あじさい)が
7夏と秋との 5間には 7雨に打たれる 5彼岸花(ひがんばな)
7蛇の目がひとつ 5肩が触れ 9くるりくるりまわる
7粋な恋路を 7邪魔する雨が 7ほんにうれしい 5花ごよみ
「歌の文句にあるじゃないかァ」
7濡れたふたりの 5雨宿り 7ああ知りはせぬ
花吹雪・白浪弁天(さくら・カンナ)
7夜の巷に 7白波揺れて 7ずらり揃った 7悪党の
8心に真っ赤な 8紺桜吹雪
6華となって 5艶やかに 4この世を 8太く生きましょう
7音に聞こえし 5名台詞 8お江戸の桜も 5満開だ
7ああ花吹雪
隅田川(さくら)
7隅田名物 5数々あれど
7いざ言問わぬ 7東下りに 5都鳥
7隅田名物 5数々あれど
7夜の白波 7火事と喧嘩と 5お祭りだ
7散るも散らぬも 8そりゃ花に聞けよ
7咲くも咲かぬも 8そりゃ花に聞けよ
8ああ よいやさっさ 5さくら花
7人の命は 5はかなくて
7この世の運命(さだめ) 5憂いあり
7ああこの月に 5酒杯(さかずき)を
7高くかかげて 5涙する
7感激熱き 5若き日の
7都の花ぞ 5永久(とわ)に咲く
軍歌・ヒーローソング風の歌
「見よ!暁に」(大神)
7涙に濡れてる 5白い服
「少年レッド主題歌」(紅蘭)
7赤い夕陽を 5染めあげた 8正義のマフラー 5なびかせて
7黒いコルトが 5火を吹けば 7悪人どもを 5けちらすぞ
7あれがぼくらの 9レッドレッドレッド 7少年レッド
「暁の戦士」(さくら)
7愛と勇気の 8力を信じて 8あなたは平和を 5守るため
8仮面に隠した 7涙をぬぐう 7どんなに激しい 5嵐にも
8あなたは優しく 5立っている 7真心の灯は 5消えないと
昭和30年代前後のヒーローソングを意識して作られた「少年レッド主題歌」。
アニメや特撮ソング等の子供向け番組のテーマソングは、「月光仮面」(昭和33年)から
「ゴレンジャー」(昭和51年)の時代に至るまで、七五調の歌詞が大半を占めています。
例:
月光仮面は誰でしょう「7どこの誰かは 5知らないけれど 7誰もがみんな 5知っている」
巨人の星「7思い込んだら 7試練の道を 7行くが男の 5生きる道」
ウルトラマン「7胸につけてる 8マークは流星 8自慢のジェットで 5 敵をうつ」
レッツゴー!仮面ライダー「7迫るショッカー 8地獄の軍団 7我らを狙う 5黒い影」
進め!ゴレンジャー「8真っ赤な太陽 7仮面にうけて 7 願いはひとつ 5青い空」
例:
「少年レッド」は広井さんが幼い頃にテレビで見た「少年ジェット」と「まぼろし探偵」を
基にして作ったヒーローですが、両作品の主題歌も当然の如く七五調です。
例:
少年ジェット「8勇気だ力だ 8誰にも負けない 5この意気だ 」
まぼろし探偵の歌「7赤い帽子に 5黒マスク 8黄色いマフラー 5なびかせて」
参考「サクラ大戦全曲集コンプリートソングブック歌詞カード」13p
「少年レッド主題歌」の歌詞は七五調に加えて、ヒーローを慕う子供の視点で書かれた、
昭和30年代ヒーローソングの基本を押さえた作りになっています。
その他
「夜のサンバ」(藤枝あやめ)
8あなたをあやめて 5見せましょか
7胸の振り子が 7大きくゆれて 8わたしをあやしく 5誘います
7こころ高鳴る 夜のサンバ パヤパヤ
「モダンブギ」(帝劇3人娘)
7モダンガールが 5街を行く 7清く正しく 5美しく
心は日本人で 姿は西洋人 ああー 7うれしはずかし 5投げキッス
7頭の固い 5大人たち 7うんざり顔で おこごとです
5ああだけど 7どんどん変わる 5価値観は
7今日も東京 7すべてが(らら)モダン
7いつも東京 5若いって 5すばらしい
今回の記事はCDアルバム集「サクラ大戦全曲集コンプリートソングブック」と
「サクラ大戦・全曲集2002~2006」の歌詞カードを見て調べたのですが、
帝都・巴里・紐育合計約350曲のうち、七五調風の歌詞の唄は全て帝都花組の持ち歌で
ある事がわかりました。
元々帝都花組の持ち歌が断トツで多いというのもありますが、
さすが『昭和歌謡の色合いが一番強い組』という感じます。
これより先はプライベートモードに設定されています。閲覧するには許可ユーザーでログインが必要です。
コメント