
「仲パレ」(→仲パレ)の正式名称は「OSAKA AGAINST RACISM 仲良くしようぜパレード」。「OSAKA AGAINST RACISM」というフレーズは、新大久保におけるカウンター行動の中で出てきた「TOKYO AGAINST RACISM」に呼応したもの。
「TOKYO AGAINST RACISM」はbcxxxデザインによるプラカードに書かれていたのが始まり。東京に住む人たちが「東京にレイシストたちの居場所はない」と意思表示し、これが全国各地に広がって、「この国にはどこにもレイシストの居場所はない」と示すことを期待したフレーズ。それが理解できない一部の人たちは「東京にさえレイシズムがなければいいのか」などと批判したが、意図を理解できる人々によって、またたく間に、札幌、横浜、名古屋、大阪、京都、神戸、福岡などに広がった。
「仲パレ」の横断幕もbcxxxデザインによるもの。bcxxxのデザインにより、このフレーズと各都市名を入れたマフラーやTシャツも制作されている。(→C.R.A.C.商店)