小泉農水相、モザンビーク大統領に「けん玉」実演 TICAD夕食会、アフリカ支援を強調

小泉進次郎農林水産相(鴨志田拓海撮影)
小泉進次郎農林水産相(鴨志田拓海撮影)

小泉進次郎農林水産相は8日に公開された音声番組「小泉進次郎のポッドキャスト」で、8月21日に横浜市で開かれたアフリカ開発会議(TICAD)の夕食会でモザンビークのチャポ大統領にけん玉を実演したエピソードを紹介。アフリカ諸国との関係強化の必要性を強調した。

番組で小泉氏は、モザンビークに青年海外協力隊員として滞在した日本人がけん玉の普及活動を行った結果、現地に広まったと説明。夕食会でチャポ氏にその話をした後、持参したけん玉を実演したと明らかにした。

過去にも外国人にけん玉を披露したという小泉氏は「周りの首脳もかぶりついてきて、けん玉外交をしてきた。そこから打ち解けて、モザンビークの課題などを聞いた」と話した。また、エジプトのマドブリ首相から「エジプトで、すし店が増えている」と話し掛けられて盛り上がり、「農水相としてうれしかった」と語った。

アフリカとの関係について「現地でのコメ作り支援などに加え、エネルギーや教育の支援が必要。アフリカのポテンシャルは世界が分かっており、日本としても関係強化が大事だ」との見解を示した。ただ「僕はまだアフリカに行ったことはない」と明かした。

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