今回のレビューは、トランスフォーマー スタジオシリーズ より、
“TSー07 フック & ロングハウル” です。
“トランスフォーマー ザ・ムービー” などに登場したディセプティコン、コンストラクティコンの
“衛生兵 フック” と、
“輸送兵 ロングハウル” がスタジオシリーズで再リメイク。
2体セットで、新生スタジオシリーズ初のコンマンダークラスで発売されました。
前月のボーンクラッシャー、スクラッパーに続いて胴体組の2人が登場。
早くもデバステーターは2/3が完成します。まぁ、スペリオンも先月同じくらいになってましたが。
シージから登場し、ジェネレーションラインにおいて年に一度と、タイタンクラスと同様の扱いでラインナップを数えてきたコマンダークラスがスタジオシリーズでも採用されるようになったのは昨年2月のウルトラマグナスからですが、そのおよそ1年後にオプティマスプライム、それから半年と経たないうちに今回のコンストラクティコンコンビ・・いや、ペース早くない?
ただでさえジェネレーションラインとスタジオシリーズの2本立てなので、ファンにとっては嬉しいやらしんどいやら。
しかし、完全な別キャラの2体セットというのは今回が初めてですね。
同じく合体戦士の胴体担当であるモーターマスターやシルバーボルトが単独でコマンダークラスとして発売されているので、2人で胴体を構成するフックとロングハウルをセットで、というのはまぁ妥当なところだと思います。
合体ロボのフレームが付いてくるよりは、まともに変形するロボット2体のセットのほうがお得感もある?
レビューしていきます。
パッケージ
コマンダークラスでは、劇中シーンを再現したイラストの使用は継続されるようですね。
これは、地球のオートボット基地を襲撃してきたシーンかな。
ほかのメンバーは描かれていませんが、このあとデバステーターに合体してさらに暴れてくれます。
説明書は2枚入っていて、
1枚はフックとロングハウル、それぞれの単体変形の手順を記載したもの。
もう1枚には、まだ発売前のスカベンジャー、ミックスマスターも含めたメンバー6人全員の合体モードへの変形と、デバステーターへの合体手順が記載されていました。
ディセプティコン コンストラクティコン 衛生兵 フック
設定上は副官とされているようですが、アニメ劇中ではとくにそんな描写はなかったような・・
性格的には、完璧主義者ゆえに他人を見下すようなところもあるとか。
クレーン車に変形。
デバステーターへの合体では頭部および胸部を担当します。
ちなみにメンバーのなかで唯一日本での名称が変わった人。日本名はグレン。
ロボットモード
大まかな構造、デザインは例によってユナイトウォリアーズ(UW)版を踏襲。
現行のボイジャークラス並みにサイズダウンすると同時に全体のプロポーションも若干調整され、UW版よりもバランスがよくなった印象。
背中にはクレーンがそのまま配置されるので、やや重心が後方に偏りますが、自立しにくいというほどではありませんし、なんならクレーンをスタンド代わりに使えて便利です。
全体にずっしり密度感もあり、気になる肉抜きや隙間はほぼなし。前腕の内側、拳を収納するためのスペースにはまぁ、目を瞑りましょう。
頭部アップで。
メンバーにほぼ共通する、モヒカンのようにも見える頭部デザイン。
さらにバイザースタイルはボーンクラッシャーとも共通するところですが、彼がなんとなく不機嫌そうな表情だったのに対し、フックは気持ちにこやかな雰囲気。
ただ、バイザーの塗装に傷が付いてました・・
胸部前面に合体用のジョイントが収納されている構造がUW版からそのまま踏襲されているため、パッケージイラストとは明らかに違ってしまった胸部デザイン・・
そのせいでディセプティコンマークも位置が下がってさらに小さくなっているし・・
ここは蓋を追加するなり改善してほしかったところ。
頭部の左右、肩を覆うように配置される外装パーツ(ビークルのリア部)は開くようにアレンジされたため、腕部可動を妨げません。
腕部自体は変形都合もあって上方に跳ね上げることが可能です。
さらに肘が二重関節で深く曲がるようになっています。
足首も内側に90度曲がるため、180度開脚状態でも自立可能。
肩周りの可動域の広さもご覧の通りです。
なお、やっぱり腰は回せません。
ビームサンダー
メイン武装となるビームガン。
名称は当時品の設定より。
銃口先端は3㎜軸になっています。
また、背中のクレーンは5㎜軸接続で取り外すことができるため、
それを腕に取り付けて格闘武器のように使うことも可能に。
軸が短いため拳では持てず、前腕側面の5㎜穴に取り付けています。
拳を出している状態では側面のダボが邪魔がで取り付けられないため、拳は収納した状態で。図らずも武装腕のようになっていい感じ。
ビークルモード
クレーン車にトランスフォーム。
変形パターンはUW版を踏襲。
UW版と較べてちょっと前後に短くなったというか、がっしりした感じ(?)になりましたかね。
ジョンイント箇所が増えたことで、実際にかっちり感は増しています。
中央部の紫の箱がちょっとが目立ちますが、そこにはデバステーターの頭部が収められています。
頭部自体は少しコンパクトになる工夫が盛り込まれていますが、まぁこれが限界でしょうね。
あとちょっと気になるのが、車体側面にロボットの拳が丸見えなこと。
拳自体は収納することもできるのですが、その場合車体が途切れるような感じになってしまいます。
それでもいい気はしますが、今回はとりあえず公式に準じます。
クレーンは先の通り5㎜軸接続となっているので、接続部で旋回。もちろん仰角変更も可能。
さらにUW版ではオミットされていた伸縮ギミックに加え、先端のフックも可動するようになっています。
思ったほど伸びません(画像が限界)けども。
建設車輌遊びには十分対応しています。
ビームサンダーはクレーンの側面にマウント可能。
3㎜軸での接続になり、軸自体はクレーンの左右両側にあるのですが、ビームサンダー側の穴が右側にしかないため、基本は左側への取り付けになります。
合体モード
デバステーターへの合体では頭部および胸部に変形。
やはりほぼUW版を踏襲した変形で、当時品では外付けパーツになっていた頭部は内蔵式に。
まぁ、その結果ビークルモードで謎の箱が設置されることになったのですが・・
ただ頭部については先にも言った通り、収納状態ではフェイス部を引き込むことで厚みを減らし、できる限りコンパクトに収まるように考えられています。
フェイスを引っ張り出す工程がなんか面白い。
ちなみに頭部はバイザータイプのアニメ版デザイン。
当時品はツインアイタイプで、UW版では切り換えギミックがありましたが、今回はバイザーで固定です。
また、腕部合体状のジョイントはかなりシンプルなものになっています。
ちょっと強度的に不安がなくもないですが、腕担当の2人はデラックスクラスで軽量化が図られているので、まぁ問題ないでしょう。きっと。
ちなみに左右のジョイントの形状は共通なので、腕部は左右を入れ換えての合体が可能です。
ただしその場合、胸部アーマーは取り付けられません。
肩書き通りに物資の輸送のほか、建設整備を担当。
そういった任務の重要性は理解しているものの、実際には全戦で戦うことのほうが好きみたいです。
でもメガトロンの命令には忠実で、立場はしっかり弁えているとか。
ダンプトラックに変形。
デバステーターへの合体では腹部から腰部を担当します。
ロボットモード
ほかのメンバー5人とは違い、合体システムの変更によってUW版から大きく構造、見ためが変わり、当時品およびアニメデザインに近い姿になるとともに、サイズ、ボリューム的に突出することもなくなりました。
といってもまだゴツいですが、UW版のどすこい体型からは見違えるほどにシェイプアップしましたね。
ビークルモードおよび合体モードへの変形パターンも当時品に近いものになり、ビークルモードの荷台部分が脚部になる設定通りの姿になっているので、背面もすっきりしました。
肘関節がボールジョイントなのは少し残念。
肉抜きは前腕の後ろ側と脛上部の内側に。あとやはり前腕に拳収納のためのスペースが開いていますが、それ以外は見ため通りにみっちりずっしり、重量感のある仕上がりになっています。
頭部は、後ろに板が貼り付いているのは当時品リスペクトと思いましょう。正面についてはアニメデザインを再現しています。
全体がシルバーの鉄仮面のようなデザインはメンバーのなかでは異質な印象です。
ロボット⇔ビークルの変形時には胸部前面のパーツ(ビークルのフロント部)を開く必要があるのですが、
内側にはエンジンのようなディティールが造形されていて、しかもシルバーで塗装されています。
こういう細かいこだわりは嬉しくなりますね。
脚部の構造がちょっと特殊・・というか、膝の位置が思っていたところではありませんでした。
てっきり膝と思っていた部分はロボットモードではジョイントで固定する仕様になっており、パッと見脛と思える部分のなかほどに膝があり、そこから曲げられるようになっているんですね。
膝間接部にはしっかりディティールまで造形されています。
しかし当然、ジョイントを外せば膝っぽい部分も曲げることができるので、実質二重関節のような働きをしてくれます。
まさかロングハウルにこんな柔軟性があるとは・・
腕部はそのまま水平位置まで上げることができますし、足首も内側に90度曲がるので、180度開脚での自立も可能。
う~ん、随分絞ったとはいえ、こんな格好をさせるとまだ関取に見えてしまうな・・
なお、腰は回転できません。
彼は回せたと思うんですけどね。
ビームミラクル
メイン武装となるビームガン。
名称はもちろん当時品の設定からですが、ミラクルてなんだよ?
銃口先端は3㎜軸になっています。
なお、設定カラー再現のために2パーツ構造になっており、本体とマルズ部に分解可能。
とくに意味はないんですが。
ビークルモード
ダンプトラックにトランスフォーム。
合体システムの変更でサイズがほかのメンバーとほぼ同じになったこと、変形パターンも当時品をほぼ踏襲したものになったことでわりとこぢんまりと収まった感があります。
もちろんUW版と較べてということなので、今回のTS版で並べた場合は十分なボリュームだと思います。
前輪の上にけっこうな空間ができているのはちょっと気になる・・
あと、後ろから見ると後輪周りがスカスカなのも拍子抜け。
また、例によって荷台にほとんどものが積めるような状態ではありません。
ここも、例えば前面脛のパーツがスライドするとか、もう一工夫あればよかったんですが。
一応、変形可動を使って荷台を下ろすような格好にもできますが、
後輪も一緒に動いてしまうのでなんとも・・
やはり一手間あればギミックとしてクリアできた気がしますけどね。
ビームミラクルは荷台側面にマウント可能。
シンプルに5㎜軸での接続で、左右どちらにでも取り付けられます。
合体モード
デバステーターへの合体では腹部から腰部に変形・・するのが本来なのですが、今回は腹部のみに変形。
おおよその変形パターン含め、当時品の仕様に回帰したともいえます。
脚部(荷台)は後ろに折りたたまれてバックパックのようなスタイルになるのですが、UW版からサイズダウンしたことを考えると、この脚部をそのまま合体状態の太腿として利用できたんではないか? とも思うのですが・・まぁ無理だったんでしょうね。
バトルコンテナ
そんなわけで、ロングハウルが腹部のみの変形で勘弁してくれと言ってきた(らしい)ので、腰部から太腿に変形する追加パーツとして、完全新規デザインのトレーラー型コンテナが追加されました。
タイヤが1対備え付けられている、まさにコンテナですね。
側面はともかく、パネル状のパーツを箱組された上面や後面のディティールはそれらしいものになっています。
開閉等のギミックはなし。ただの四角形です。
基本的に単独で自立もできないのですが、
底面のこのパーツ・・合体用のジョイントですが、これを少し起こしてやることでどうにか水平に立たせておくことができました。
前方にある連結用のジョイントは左右にスイング可能。
このジョイントを、ロングハウルの荷台で挟み込むことで、
大型のダンプトレーラーになります。
ダンプトレーラーモード
ビークルモードのロングハウルにバトルコンテナを連結した状態。
今回のスタジオシリーズオリジナルの形態になります。
スタジオシリーズとは・・? そもそもダンプトラックがコンテナを引っ張ることなんてあるの? とも思いますが、もういろいろひっくるめて深くは考えないことにしましょう。
見ためは実写コンストラクティコンで合体時に腰部を担当したオーバーロードのビークルモードっぽくて、悪くはないと思います。
一応連結部でスイングできますが、
気持ち程度ですね。
合体モード
バトルコンテナはデバステーターの腰部と太腿に変形。
変形は非常にシンプルで、後部から上面を覆っていたパネル状のパーツをたたんで後ろにまとめるだけ。
底面の紫のパーツ2つを起こして合わせたものがメインのジョイントになります。
脚部合体用ジョイントについては、左右で形状が違っています。
なので、左右の脚の入れ換えは不可能ですね。
デバステーター合体用パーツ
ほか、合体時に取り付けるオプションパーツ類もまとめて今回のセットに付属しています。
左右の前腕パーツと胸部のアーマーですね。
変形および分割についてはまたUW版を踏襲しています。
これらのパーツはバトルコンテナにまとめてマウント可能。
拳を収納した状態の前腕パーツは5㎜軸接続で上面に、胸部アーマーのウイングパーツは側面にダボ接続。
アーマー中央のパーツは底面にダボ接続できます。
これだけでもドローンジェットみたいで格好いいですよね。
そして、気になっていたスクラッパーのビークルモードへウイング装着ですが・・
この通り可能でした。
分割したウイングのみというUW版と同じ仕様ですが、とりあえずウイングドーザー形態にはできます。
なお、使用するダボ穴はビルドレ-ザー砲用のものと同じなのですが、ウイング側のジョイントはわざわざ専用に造形されています。
上の画像、青丸のジョイントがスクラッパーへの取り付けに使うもの。赤丸はコンテナの側面に付けるためのものです。
前腕パーツもやはりUW版を踏襲し、拳の収納状態ではミサイルランチャーという解釈になっています。
UW版が造形、塗装とけっこう凝っていたのに対し、今回は5㎜穴を5つ配置しただけとやや味気ないですが、そのぶん汎用性はアップ。
なお、拳自体も5㎜軸接続で取り外すことができます。
拳は人差し指以下の4指が一体で可動。
親指の股の位置にある5㎜穴で武装を保持するスタイルです。
手の甲からは5㎜軸が展開。
先ほどのようにコンテナに取り付けたり、手持ちの武装としても活用できます。
また、ボーンクラッシャーのビークルモードには・・取り付けられなくはないですが、ボンクラ自身に生えている5㎜軸が邪魔で、浅く、しかもちょっと歪んだ状態でしか取り付けられません。
そもそもドリルミサイルが付かないので、当時品のドリルドーザー形態は再現できませんね。
一方、そのまま大型ハンドとして装備するにはボンクラが最適。
というか、ほかの3人ではまともに保持できません。
前腕パーツ側の5㎜軸が短かったり、メンバーの前腕形状が干渉したり・・
それではまず、フックとロングハウルを合体させてみます。
ジョイントは5箇所あり、がっちり固定が可能。
しかし分離させるときはわりとすっと外れてくれます。
合体完了。
ロングハウルはロボットモードのまま、フックだけ変形させて合体させることもできます。
それはそれで面白いのですが、今回はすでに容量をオーバーしそうな勢いなのでそれはまたの機会に。
さらにバトルコンテナも合体させて胴体を完成させましょう。
メインのジョイントはロングハウルの顔が見えている窪みに挿し込み、さら荷台部分と、
UW版の2体合体とほぼ同じ状態になりました。
バックパック的な部分がけっこう下がった位置にあり、肩の後ろ辺りがちょっと寂しい感じもしますが、UW版でも似たようなものだったか・・
ではここからさらに、前月到着済みの2人も合体させてみましょう。
まずは、せっかく付属している合体用の説明書を見てそれぞれの合体モードを確認。
ボンクラは前回変形させた通りだったので、前腕パーツを追加して完了。
スクラッパーのほうは、踵(ロボット腕部)の向きが違っていました。
公式にはこれが正しいそうで。
また拳が丸見えなのか・・
では合体。
腕部は上からスライドして固定。
さらにロングハウルの腕部と履帯をジョイント。
胸部アーマーはウイング先端のジョイントを履帯の穴に差しこんで固定します。
このジョイント穴が片方の履帯にしかないので、左右の腕部を入れ換えた場合は穴が前に来ず、胸部アーマーを取り付けることができません。
脚部のジョイントもスライド方式ですが、一旦スクラッパーの後部を開いてから、内側からスライド、外側のパーツを閉じるというかたちで固定。
UW版よりも簡単ですね。
デバスター2/3が完成。
この状態で3ヶ月ほど待たされるというのも・・なかなかの生殺しですねぇ。
比較画像
まずはフック。
当時品の復刻版であるアンコール版と。ロボットモードで。
アンコール版が保存状態があまりよろしくなく、シールも一部剥がれてしまっている点はご容赦を。
当時品の特徴としては、脚部がビークルの前半部分をそのまま引っ繰り返したものになっているので、左右で正面の形状が違っているところ。
今回はUW版からの流れで変形がアレンジされているので、正面は左右対称になっています。
ビークルモードで。
おおよそも印象は変わらず。
クレーンの可動については、当時品は基部ごと旋回する仕様でした。
また当時品のほうが長く伸ばせます。
あとフックがメッキ処理されていたりと、地味に豪華。
合体モードでも。
当時品には外付けの頭部パーツを付けた状態で。
今回はUW版を踏襲して頭部は内蔵。さらに位置が当時品よりも前に来て、全体にバランスがよくなっています。
UW版と。ロボットモードで。
ただダウンサイジングしただけ・・ではなく、肘構造の見直しやプロポーションの調整など、今回のほうが全体にまとまりがよくなっていると思います。
脛の内側に蓋がされているのも好印象。
ビークルモードで。
UW版はあらためて見るとかなり平たいですね。
今回はちょっと高さが出た感じ。
クレーン可動については、UP版は仰角変更しかできませんでした。
この点で今回は大きく進化・・いや、当時品並みに戻ったというべきか?
合体モードでも。
構造的にはほぼ一緒。
頭部と肩幅のバランスはちょっと変わりましたね。
今回のほうが相対的に顔が大きい・・
続いてロングハウル。
アンコール版と。ロボットモードで。
今回は荷台が脚部になる当時品の変形パターンに回帰。
当時品の脚部がしっかり荷台のままなのがよくわかります。
ビークルモードで。
当時品の後輪分厚いのですねぇ。
今回もそれくらいあれば、後ろから見たときのスカスカ感も少しは軽減されたかも・・
合体モードでも。
それぞれ腰部パーツも取り付けた状態で。
腰部パーツの劇的進化を感じます。
しかし、どうせななら当時品のパーツに付いているミサイルも再現してほしかったなぁ。
UW版と。ロボットモードで。
あらためてゴツい、UW版。
まぁロングハウルとわかる要素はちゃんと抑えてあるんだけど、実際は全然別物でしたね。
ビークルモードで。
こちらもUW版はかなり厳ついです。タイヤもでかくて太い。
それと較べると、今回のなんか軽トラだよ・・
UW版は単独でここまで変液。
おおよそ同じような見ためになりますが、タイヤがギュッと集まっているのが今回のポイントですね。
今回の2人。ロボットモードで。
ロングハウルのほうが全体に一回り大きいですね。
まぁ、これくらいならそこまで目立つことはないでしょう。
ビークルモードでも。
いいサイズ感だと思います。
こうして見るとロングハウルのタイヤは十分でかいですね。
そんなこんなで、コンストラクティコン6人中4人が集合。
スクラッパーが意外と小っちゃいな。
フックとスクラッパーにこれほど身長差があるとは・・
武装状態のビークルモードでも。
軍事用に改造された建設車輌感・・
TS ボーンクラッシャー & スクラッパー レビュー | 退屈と惰性と改弐 (ameblo.jp)
以下、画像
まずフック。
肩の跳ね上げに肘の二重関節と腕はよく動く一方、下半身は腰が回らず、膝も90度弱しか曲げられませんし、片膝を突くことはできません。
でもクレーンがスタンド代わりになって、ちょっと無理な体勢でも自立させやすいのはありがたい。
クレーンを取り外して武器にできるのもポイント高し。
スタンド穴・・として想定されているのかわからないのですが、腰裏のネジ穴の一つに3㎜軸が入るので、スタンドディスプレイも可能です。
続いてロングハウル。
彼はフックとは逆に下半身・・脚部が柔軟に動くので、その重量級のボディがしっかり安定します。
膝と、本来膝でな場所の可動を組み合わせれば立て膝もばっちり。
武器も豊富で持て余すくらい・・
前部がおまえのものじゃない? じゃあもう運んでやらないぞ!
彼には間違いなくスタンド穴がありました。
こうなると、なんでボンクラとスクラッパーにはないのか?
2人で。
とくにコンビというイメージはないですが、ビークルモードでの作業だと連携することも多そうな2人ですよね。
吊したものを乗せて、運んで・・
バトルコンテナ ベースモード!
バトルコンテナをなんとか基地っぽくできないかと考えた末・・
まぁシルバーボルト並みにはできたかな?
う~ん、なんともいえないな・・
ス「このまま戦線を維持しろ! あとの2人も必ず来る。
フ「いつまで持ち堪えればいいんだ?
ス「・・あと3ヶ月弱だ。
ロ・ボ「しんど・・
以上、“TS フック & ロングハウル” でした。
コマンダークラス初の2体セットでデバステーターの胴体まで完成。
おおよそUW版を踏襲した再リメイクとなっているスタジオ版コンストラクティコンですが、ここ最近主流となってきたフレーム構造の流れで腰部を専用パーツを独立。
結果としてロングハウルがアニメおよび当時品に近い姿になり、サイズもほかのメンバーと並んで違和感のないところに落ち着きました。彼にとってはよかったと思います。
フックも、基本はUW版の大差ないですが、クレーンが伸縮、先端のフックも可動できるようになったほか、5㎜軸柄取り外し可能となったことでプレイバリューが増しています。
2人とも単体ボイジャークラス相当のボリュームがある一方、変形はシンプルで遊びやすく、先の2人も含め常に手許に置いておきたくなります。
合体専用パーツには思うところもありますが、それによって単体、合体状態ともに理想的なプロポーション、可動と安定性を確保できるのならそれもよいのかな。
なにより合体もかなり簡単。サイズ感もあって扱い易さはUWの版の比ではありません。
早くデバステーターを完成させたいですね。
でも3ヶ月ほどお預けなのか・・
スタジオシリーズ自体が2ヶ月お休みだからなぁ。
といったところで、今回は終了。
またのご訪問を。