近年、メルカリや各種フリマアプリでは「特級呪物」「祈祷済み」といった商品が目立つようになっています。その中で、魂結びの灯 天響除霊師ルミア氏は注意喚起を掲げつつ活発に発信を行っており、noteやSNSを通じて「偽物を暴く」といったメッセージを発信しています。
一見すると正義感ある姿勢に映りますが、公開されている情報を整理すると、いくつかの矛盾や一貫性に疑問が残る点が浮かび上がります。本記事では、あくまで客観的に「発言と行動の整合性」という観点から検討してみます。
メルカリでは魂結びの灯 天響除霊師ルミア名義で活動されています。
1. 転売批判と自身の転売
ルミア氏は「フリマで安価に仕入れたものを“特級呪物”と称して高額販売するのは偽物」と批判してきました。
しかし実際には、自身もYahoo!フリマで数千円の民芸品や卓上ランプを仕入れ、わずか2日後に「祈祷済み特級呪物」として販売していた事例が確認されています。
仕入れ値は4000円
現在は退会済で、過去の取引情報は確認できなくなっています
出品価格は21,000円
仕入れ値は4,000円
➡ 他者を「偽物」と断じながら、自らも同様の行為を行っており、基準が曖昧に映ります。
2. 「霊格ランクは存在しない」としつつ「特級呪物」を販売
発信の中では「霊格にランクは存在しない」と断言していました。
ところが、商品タイトルには「特級呪物」との表記を多用。
➡ ランク付けを否定しながらも、自らは類似の肩書きを使用しており、一貫性に欠ける印象です。
3. 演出批判と自身の演出利用
「オーブ写真は不自然」「神社風演出は本物ではない」と批判する一方で、自身の商品写真には神社風の背景や光の工夫が確認されています。
その際自ら「商品の特徴を際立たせるために光の演出を工夫しました。」と自白しています。
➡ 否定した表現を自らも利用している点で、読者に疑念を抱かせます。
4. 「冒涜」とする商品化と、自身の祈祷販売
「水子供養の商品化は冒涜」と発信していた一方で、ルミア氏自身は「祈祷」「宿り」といった行為を商品化して販売。
➡ 何が冒涜で何が正当なのか、線引きの根拠が不明瞭です。
5. 複数宿りの否定と自身の複数宿り出品
「座敷わらしが複数宿ることは霊的に不可能」と断言しながら、過去には複数体の宿りを設定した商品を出品していました。
➡ 主張と行動が食い違っており、一貫性が弱く映ります。
6. 批判と法的対応の二重構造
プロフィールでは「誹謗中傷は弁護士が対応」と明記されています。
一方で、自身の発信では「偽物が多数」「霊的に成立しない」といった断定的表現を用いて他者を批判しています。
➡ 「他人への批判は許されるが、自分への批判は法的対応」という構造に見え、読者に不公平感を与えかねません。
7. キャラクター像の揺れ
柔らかい口調で「静かに整えています」と語る一方で、「悔しかったら特定してみろや!」と挑発的な発言も見受けられます。
➡ 穏やかさと挑発が混在し、キャラクターとしての一貫性が揺らいでいます。
8. モザイク出品という透明性の欠如
最近では商品写真にモザイクをかけた出品も確認されています。
これは「本物だから見せられない」と演出する意図かもしれませんが、メルカリ規約では購入者が実物を確認できる写真を提示する必要があります。
メルカリでは規約違反
➡ 規約違反の疑いがあり、透明性を欠く姿勢として懸念が残ります。
まとめ ― 信頼を左右するのは「一貫性」
以上の点を整理すると、ルミア氏の発信や行動には
- 批判する行為を自らも行う
- 否定した概念や演出を自分の商品に取り入れる
- 穏やかさと挑発を行き来し、キャラクターが揺れる
- 規約違反の可能性がある出品形態を採用する
といった矛盾が繰り返し現れています。
もちろん、「祈祷を通じて商品に価値を持たせる」という考え方そのものを否定するものではありません。
しかし、言葉と行動が一致していない状態では、注意喚起も営業活動も説得力を失いかねません。
最終的に信頼を支えるのは「一貫性」と「透明性」です。今後の発信がそこに寄り添う形となることが期待されます。
この整形記事は、誹謗中傷を目的とせず、公開されている情報をもとに「矛盾や一貫性の有無」を検討した内容です。
こちらのnoteでもルミア氏に関して考察されているようです。