都市対抗野球出場 日本通運が健闘誓う

 都市対抗野球大会に出場する日本通運野球部がさいたま市役所を訪れ、清水勇人市長に大会での健闘を誓いました。

 さいたま市役所を訪れたのは、11年連続50回目の出場を決めた日本通運野球部の藪宏明部長と澤村幸明監督です。

 藪部長は、「1試合でも多くさいたま市民の皆さまに勇姿を届けたい」と意気込みを語りました。

 これを受けて清水市長は「最後まで諦めない試合で、感動と希望と勇気を与えてほしい」と激励しました。

 南関東第1代表の日本通運は29日、近畿第3代表の日本製鉄瀬戸内との初戦を迎えます。

全観測地点で5日連続猛暑日

 県内は27日も気温が上がり、鳩山で39.4度、熊谷で38.7度と5日連続ですべての観測地点で猛暑日となりました。

 体温を超える危険な暑さとなる中、県内では35人が熱中症の疑いで救急搬送されています。

 27日も、県内は高気圧に覆われて気温が上がり、日中の最高気温は鳩山で39.4度 熊谷で38.7度 久喜で38.5度と40度に迫る危険な暑さとなり、県内8つの観測地点すべてで猛暑日となりました。

 全観測地点で猛暑日となるのは5日連続です。

 県消防課によりますと、午後4時の時点で、熱中症の疑いで救急搬送されたのは35人で、このうち18人が高齢者でした。

 深谷市では26日、56歳の女性が熱中症で死亡しました。

 エアコンは故障し使用していなかったということで、部屋の窓も閉まっていました。

 28日は気温がやや下がる見込みですが、29日以降、厳しい暑さが戻る予想です。

 エアコンを適切に使用し、こまめな休憩、水分や塩分を補給するなど引き続き熱中症対策を徹底してください。

八潮道路陥没事故 復旧協力団体に感謝状

 ことし1月に発生した八潮市の道路陥没事故で、道路の復旧作業などに協力した団体や企業に対し、大野知事から感謝状が贈られました。

 27日の贈呈式には、建設業や下水道管路を管理している協会など、あわせて13団体の代表者らが出席しました。

 県によりますと、これらの団体は、ことし1月に発生した八潮市の道路陥没事故で、道路の緊急復旧工事や下水道水のくみ上げに協力するなど現場の復旧に向け貢献しました。

 大野知事は「これまでに前例のない事故であり、下水道管路についても日本の歴史の中で今まで行ったことのない極めて厳しい工事になったにもかかわらず、多大な協力をいただき感謝申し上げたい」と述べ、各団体に感謝状を手渡しました。

さいたま市内の小学校で始業式 2学期スタート

 さいたま市内の小学校では27日から2学期が始まり、子どもたちが元気に登校しました。

 さいたま市立本太小学校では、体育館の照明を消したり校歌を1番だけ斉唱して式の時間を短くしたりするなど、暑さ対策をして始業式が行われました。

 式では5年生の代表が「感謝の気持ちを伝える」「仲間と協力する」など、2学期の目標を発表しました。

 このあと千葉裕校長が「すてきな2学期にしましょう」と呼びかけると、児童たちは元気な声で返事をしていました。

 このあと、教室に戻った児童たちはコンクールに出す絵など、宿題を担任の先生に提出したり、夏休みの思い出を話したりしていました。

間 寛平さん「お笑いで埼玉をもっと元気に」

 お笑いを通じて埼玉をもっと元気にしたいと、吉本新喜劇のゼネラルマネージャー間寛平さんらが27日、県庁を訪れました。

 吉本新喜劇は全国で出前ツアーを行っていて、県内でもさいたま市で10月に公演します。

 吉本新喜劇の若手座員で、富士見市出身の野崎塁さんと共に県庁を訪れた寛平さんは「埼玉県を元気にするためみんなで頑張ります」と、意気込みを語りました。

 これを受け大野知事は、「埼玉県民みんなが楽しみにしています」と期待を寄せました。

障害者福祉施設の手作り和菓子「むつみ糖」完成

 さいたま市緑区の障害者福祉施設の職員らが、新しく作った和菓子「むつみ糖」の完成を清水市長に報告しました。

 27日は、さいたま市緑区にある障害者福祉施設大崎むつみの里の職員や利用者、それに監修したパレスホテル大宮の総料理長毛塚智之さんが清水市長をたずねました。

 「むつみ糖」は寒天と砂糖で作る和菓子の琥珀糖で、完成までにおよそ1年半かかりました。

 施設の利用者が手作りしたもので、イチゴやブドウ、ゴマなど6つの味があります。

  施設の利用者一人一人に個性があるように、一つ一つ手作りであえて不揃いの形に仕上げたということです。

 「むつみ糖」は、パレスホテル大宮と大崎むつみの里のオンラインサイトで来月、販売されます。