【独自】フジテレビ問題検証番組のスタッフが急逝…『おれCXの社員じゃないのに』囁かれる”過労死”
『脳出血は過労が原因だろう』
「Aさんは、7月6日に放送したフジテレビ問題検証特番のチームにも入れさせられて、VTR作りを行っていました。『イット!』を続けながらの兼務だったので、このときはかなりの重労働だったと思います。普段は温厚なAさんでしたが、『おれCXの社員じゃないのに、こんなの作りたくないよ』とぼやきながら、最後まで休まずにVTRを作っていました。特番チーム内には大きな衝撃が走っていて、『脳出血は過労が原因だろう』と、監督責任を問う声も出ています」 この事実と、内部から「過労死ではないか?」との疑問の声が出ていることについて、フジテレビはどのように考えているのだろうか。フジテレビ広報に問い合わせたが、広報は、この事実を全く把握してはいなかった。改めて詳細を説明し、質問状を送付。次のような回答を得られた。 〈制作スタッフがご逝去されたことに、謹んでお悔やみ申し上げます。ご指摘の検証番組につきまして、当該スタッフが番組の取材や制作に関与されていた事実はございません。 なお、それ以上の詳細につきましては、ご本人のプライバシーに関わる内容となるため、回答を差し控えさせてただきます〉 フジテレビ問題検証特番では、中居氏や問題の発端となった会食への参加を女性に呼びかけた元編成部長、そして、日枝久・元取締役相談役(87)の出演はもちろん、その追及もほとんどなく、前社長の港浩一氏(73)と前専務の大多亮氏(66)の事例だけが大きく取り上げられた。その結果、8月28日、フジテレビは両氏に対し、50億円にも上る損害賠償請求を東京地裁に提訴している。この報道に「2人はスケープゴートにされた」と憤る社員も少なくないと聞く。 今回のA氏の死について、あるフジテレビ社員は、 「そんな事実があったなんて、全く知りません。おそらく報道局内だけで情報は共有されているのだと思いますが、報道局長や報道センター室長が黙祷に参加し、ましてや原因が『過重労働』の可能性が疑われる事案なのに、広報が把握していないということにすごく驚きました。相変わらず、透明性はない会社なのだと、正直思わざるを得ません」 と、落胆を隠さなかった。ちなみに、Aさんの黙祷には『イット!』のトップであるチーフプロデューサーは参加していなかったという。報道局長からのメッセージには、ご遺族の意向や弔意を示す方法については、追って知らせるとあったというが……。今後の状況を見守りたい。
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