第55話スク水ロマン
期末テストも終わり、次々と答案用紙が返ってきた。
俺達男子は最初の答案用紙だけ返ってきて女子達はすべて返ってきていた。
男子の全教科の合計は400点なのだが、俺は398点を取れたので満足していた。
「咲夜君すごいね!たぶん男子の中だとトップだよ!」
「俺なんて320点だったぞ」
進と正輝とで答案用紙を見ながら結果について話をしていた。
「そういや、姉さん達ってどうだったんだろ」
「みんな廊下の掲示板に貼ってある結果を見に行っているから僕達も行ってみる?」
「おっ!行ってみるか」
俺達3人で結果を見に行った。見に行ったのはいいのだが人が多く中々に見えにくかった。
「さくや達!こっちよ!」
姉さんが結果が見えやすい所に誘導してくれたので結果を見てみた。
1位町田未久 1198点
2位氷室薫 1196点
3位東城静 1194点
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11位南条汐音 1160点
12位田辺一子 1156点
仲の良い人達の結果を見ていたのだが普通に頭良いのね。
皆15位以内に入っているとかすごいね。てか姉さん達余裕とか言ってホントに結果残してるよ。
「姉さん達すごいね!みんな頭良いんだね!」
「ありがとね♪でも町田さんに負けたわさすが特待生」
「いやいや、薫さんと2点差だったから私ももっと頑張らないと!」
「アタシと一子ちゃんは狙い通りだね!」
「薫さんに町田さんも頭が良いですわね」
「目標通りに結果残せたよ〜。」
はぇ〜ハイレベルな会話だこと。俺は男子の中で1位だったけど霞んじゃうね。
てか、町田さんと姉さんと東城さんは全教科満点狙えるやんすご。
「さくや!1位じゃないの!?お姉ちゃん嬉しいわ♪」
「氷室君凄いね!」
皆が俺の結果を誉めてくれているけどなんだろ、あまり嬉しくない。
ままえぇわ。これから水泳の授業が始まるからそっちに期待だ。
俺達は水泳の授業の為に水着を持ってプールに向かった。
男子更衣室に着いたので入ろうと思ったら橘さん達に止められた。
「お待ち下さい。まずは我々が先に入ります。」
「え?何で?ここ男子更衣室ですよ?」
「氷室様、中には盗撮用のカメラが設置されている可能性があるので基本は我々警護人が安全確認をした後に入室していただくことになっているのです」
「過去に某施設にて男子更衣室の盗撮映像が闇サイトに出回ってしまった事件もあったのです」
なにそれこわい。マリアさんと村正さんの説明を聞いて、俺は恐怖を感じた。
村正さんが何か重そうな機材を背負いながら男子更衣室に入って行った。どうやらその機材はカメラ等を探し当てるものらしい。
「さすがですね、この学校は。皆さんお入りください。安全が確保されました。」
村正さんから許可が下りたので俺達は着替え始めた。
橘さん達は姉さん達と同じ場所で着替えるらしい。
男子の水着は薄いウェットスーツみたいなやつで、セクハラ防止に股間部分がもっこりしない作りになっていた。
「なぁ進、この水着すごいな・・・正輝のあの凶悪そうなのがまったくわからないぞ」
「あぁ、凄いな。製造元の企業努力を感じるよ」
俺と進は正輝の股間を見ながら、この水着の性能の良さを感じていた。
着替え終えたので俺達は更衣室の扉からプールサイドに向かった。
女子の皆はもう既にプールサイドに集まっており、橘さん達も待機していた。
「はい!じゃあ今日からしばらくの間体育は水泳の授業を行います。今日は初回なので2時間授業をします。皆さんには50m好きに泳いでもらって後は自由行動です!では準備運動を始めます。」
増田先生の号令の元、準備運動を始めた。体操の後に慣らしでシャワーを浴びた 。これがまた冷たい。
俺達男子は2レーンを使い泳ぐこととなった。
正輝と進は泳げないのかビート板を使って泳いでいた。俺は先に50mを終わらせたのでプールから上がりベンチに座りながらぼんやりと女子達を見ていた。
ちょうど姉さん達も泳ぎ終わったみたいだったので目で追ってしまった。
姉さんのスク水姿はとても良かった。スレンダー体型なのだがお尻から太ももにかけてのラインが素晴らしい。
一子はとても健康的な体型をしており、少し身体の肉が水着に食い込んでいるのが良い。あと歩く時にぴょんぴょん跳ね気味なのでしっかりとしたお胸様がプルプルと揺れて大変良き。
橘さんはアスリート体型だけど大きいお胸様が大変素晴らしくとても綺麗だ。競泳水着なのがまた似合っていて素晴らしい。
東城さんは毎度思うが、ホントに同級生なのか?と思えるほどの色気があり、スク水姿でもそれは変わらず美しかった。
南条さんは薄い小麦色に焼けた肌と紺色のスク水がマッチしていてかわいい。お尻に食い込んだ水着を指でなぞりながら直す仕草もエッチでかわいい。
町田さんは・・・でかい!しかも少しお胸様がこぼれている。しかもそれを気にしている感じが可愛い。てか町田さんの笑顔、普通にかわいいな。
うん、皆の水着姿はホント凄いな。誰かと語り合いたいくらいだけど、この世界の男は無理だよな。まさにこんいろトキメキなんだけどなぁ。
「さくや?ベンチで私達を見て何しているの?まさか足つっちゃった?!」
「いや、皆の水着姿がえちぃなって思ってずっと目で追っていたんだよ。あと普通に魅力的だったし・・・・っえ!?」
ヤバい姉さん達に話かけられてたのに無意識に思ってたこと言っちゃったよ。
「ごめん!今のは無意識に出た言葉だから気にしないで!!」
同級生の水着姿を見て「エロかった」とか本人達に言うとか変態を超えてむしろかわいそうな奴だよ。
「そうなのね///さくやは私達のことを「そういう」目で見てくれていたのね...嬉しい///」
「さく君に意識してもらえて嬉しいよぉ///」
「咲夜様♡カオリは待っています///」
「氷室君///嬉しいですわ♡」
「氷室っちさぁ~///...エッチ♡」
「氷室君♡」
「あれ?皆怒らないの?普通に嫌でしょ?」
「「「「「「嫌じゃない!」」」」」」
皆から一斉に否定されて少しビビる。
「怒らないでくれるのはありがたいけど、皆の水着姿が魅力的だったのは...本心だから////」
恥っず!皆に気を悪くしないでもらうために言ってみたけど恥っず!!
「ありがとうさくや、でも私達そろそろ限界だからシャワー浴びて来るわね」ビク
皆は腰をビクビクさせながらシャワーを浴びに行ってしまった。
あ〜水泳は結構足にもくるから休憩でもするのかな?俺も久々に泳いで足にきてるし皆はテスト疲れもあって余計にかな。
「あ〜疲れたー!!」
「ぼ、僕も終わったよー」
「おっ?お疲れ!二人とも!!」
姉さん達と入れ替わる感じで進と正輝がこちらに向かってきた。二人ともよほど疲れたのか足もガクガクしながら横になっていた。
俺は二人の足をマッサージしてあげ、しばらく休憩した後にまたプールに入るのだった。
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