自分が悪い事をしているという自覚がない
詐欺をしている自覚がない男性が、指示役から報酬が貰えなかったとして、詐欺の被害に遭ったかもしれないと警察に相談し、逮捕される。
https://www.sankei.com/article/20240802-AC3GHVPDNRNIRINXGYPGFD3GEQ/同署を訪れ「受け子の仕事をしたが、指示役から報酬をもらっていない。詐欺被害に遭ったかもしれない」と訴えた男(41)を、富山市の80代女性への詐欺未遂容疑で逮捕
想像力の欠如
この犯人は自分が通っていた病院の診察券を一緒に捨てていたのです。
彼には、「診察券を捨てたら身元がバレる」という程度の想像力もなかったからです。
実はこの犯人は陸上自衛隊に勤めていたことがあり、大型一種や特殊車両の免許も持っていました。軽度の知的障害があっても、頑張れば取得は可能です。だから、余計に気付かれにくいのです。
認知機能
認知機能の弱さもあって、他人の立場でものを考えることは得意ではありません。彼らに気づきを与えるのには、「被害者の視点を取り入れた教育」が有効な場合があります。荒井君のケースでは、そのことも伝えようと思いました。実際、彼のように被害者遺族などのゲストスピーカーの話を聞いて、劇的に変わっていくことはあります。
家庭環境が原因なのか、境界知能なのか
「うなぎ弁当」などを食べた客159人が黄色ブドウ球菌による食中毒を発症
聞き取り調査によると、調理の前や調理中に全く手洗いをしない従業員がいるなど、十分な手洗いが行われていなかった
軽度の精神発達遅滞
母親の生活保護費が唯一の収入となったが、釣りや風俗店通いをやめられず、家計の逼迫(ひっぱく)に拍車をかけた。膨れ上がる家賃滞納から目をそらし続けた結果、管理会社から強く退去を迫られ、パニックに陥った。
慌てて転居先を探しつつ、区役所で窮状を訴えた。ケースワーカーから母親の施設入所を提案されたが、母親は「入所するなら死んだ方がまし。あんた(男)にみてもらいたい」と拒んだ。「頭が真っ白になった」状態で選んだのが無理心中だった。
男に軽度の精神発達遅滞があること
軽度の知的障害
弁護側は最終弁論で、被告には軽度の知的障害があり「行為の危険性を理解できなかった」として懲役8年程度が相当と訴えた。
原美弥子裁判長は「根拠の乏しい理由で金銭を請求する中、男性のささいな言動にイライラし、常習的に暴行を加えた」と暴行と死亡との因果関係を認定。弁護側が主張した軽度知的障害の影響は「限定的」とし、懲役12年を言い渡した。
判決を不服として控訴した。
破壊的で反社会的な行動を繰り返す若者は脳が小さいことが研究で判明
攻撃的な行動を特徴とする行為障害の青少年の脳をスキャンした研究
行為障害を持つ青少年は皮質全体および皮質の34領域中26の領域で総表面積が小さく
新型コロナウイルスの風評被害を受けるコロナビール
新型コロナウイルスによる風評被害によって、コロナビールの売上不振がしばらく続く可能性は高いといえます。
孤立出産殺害遺棄事件
客との性行為による妊娠がわかったとき、女性は極度の困窮状態にあった。住民票を持たず保険証がなく、中絶費用を捻出できなかった。
愛情はあったが、一緒に生きられないと思って殺した。
神経発達症を専門とする興野氏は過去7件の孤立出産殺害遺棄事件で被告女性の精神鑑定を行い、その結果、全員が境界知能(平均知能指数を100とした場合、51~70未満が軽度知的障害、70~84が境界知能)で、うち4人はADHD(注意欠如・多動症)であることがわかった。
興野氏は勾留中の女性を拘置所に訪ね、精神鑑定を行い、両親と本人の供述調書から、ADHDの特性がうかがわれるエピソードを抜き出し、分析。その結果、女性のIQは87で、境界知能をわずかに外れ、正常域の下限だった。他方、精神発達症についてはADHDと診断された。
寮生活となった高校で異性問題を起こす。携帯電話代が2万~3万円となる。親に迎えにくるよう頼んでも時間を守ることができなかった。介護分野の専門学校の卒業前には約80万円の学費を使い込んだ。介護の仕事につくと家に帰ってこなくなる。この頃、性風俗のダブルワークを始める。のちに、予期せぬ妊娠をしていることを周辺から知った父親が説得し、出産のために実家に連れ戻す。
第1子を出産後、3カ月で介護職に復帰。子育てを両親に任せっぱなしになり、叱責されて家出。第2子の妊娠を機に結婚して夫とこどもとともに実家で暮らしたが、夫と1年で別れ、前後して100万円の借金が発覚。第2子は元夫が引き取り、第1子に対して育児放棄。溜まりかねた父が子育てをしないなら家を出ていけと言うと、本当に出て行った。
高松にある風俗街・八重垣新地のヘルス店の寮に住み込み、ヘルスの仕事を始めたのはこの後である。
親の証言から浮かび上がる娘の姿は、お金の管理ができず、生活を整えられない、そして異性問題を頻繁に起こし、わが子を育てる意思のない、だらしのない無責任な人物像だ。
ところが、興野氏は「片付けが苦手」「金銭管理が苦手」「衝動的に買い物をする」「性的衝動が強い」「叱られると黙り込む」「(買い物、特定の人間関係、セックスなどの)依存」「(妊娠時に)相談ができない」といった行動にこそ、ADHDの特性が現れていると説明した。