これ、いまだに誤解が多いので。
AIが進歩すれば、コードを「書ける」スキルは必要なくなっていきますが、そのかわり「読める」スキルの重要性は増します。
なぜか。
「理解を移譲することはできない」からです。
これを言ったのは、椅子などのデザインで有名なイームズです。
justinprather.com/eames-never-de
問題は、それを解こうとして取り組んだときにはじめて本質が見えてくる。だから、手を動かす部分は部下やAIに任せてもいいけれど、問題の本質についての理解を深めるためには、そのプロセスをしっかりとグリップしてなければいけない。
理解できていなければ、AIに的確な指示を出すこともできない。成果物の説明責任を果たすこともできない。それだけが唯一、人類に残された仕事になろうという時に。
AIは全力で使い倒し、そのプロセスを通じて学び、成長し、テストし、理解を深めることが大切です。
理解が深まる喜びにつながらないAIの使い方は、スロットマシーンを脳死状態で回し続けているのと同じだからです。