石破首相、自らの進退「しかるべき時に決断」 参院選大敗「責任から逃れることできない」

自民党の両院議員総会で冒頭、発言する石破茂首相=2日午後、党本部(春名中撮影)
自民党の両院議員総会で冒頭、発言する石破茂首相=2日午後、党本部(春名中撮影)

石破茂首相(自民党総裁)は2日の党両院議員総会で、7月の参院選大敗を受けた自身の進退について「地位にしがみつくつもりは全くない。責任から逃れず、しかるべき時にきちんとした決断をする」と述べた。一方、物価高やトランプ米政権による関税措置、農政などへの対応を挙げ「きちんと道筋をつけていかなければならない。それが私の責任だ」とも強調し、当面続投する意欲を示した。

自民党の両院議員総会で参院選の大敗を陳謝する石破茂首相(中央)=2日午後、党本部(春名中撮影)
自民党の両院議員総会で参院選の大敗を陳謝する石破茂首相(中央)=2日午後、党本部(春名中撮影)

参院選大敗に関して「総裁である私の責任であり、そのことから逃れることはできない」と陳謝し、深く頭を下げた。

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