石井さんもおっしゃっていたように、「終わりのない戦いである」という認識は皆さん共通してお持ちなのだと感じています。
そのうえで、ほかの方々のリプライを拝見していると、いくつか重要な課題が浮かび上がっているように思います。
(長文となりますがご容赦ください)
① この会の目的は本来「言論の自由を守ること」であり、特定個人を守るための私的支援組織ではないはずです。藤木氏のおっしゃる「大義」はまさにそこにあると存じます。
しかし現状では、「特定個人を守る会」と受け取られている印象も見受けられます。
② 「個人で謝礼を払う」という行為は、運営費用や寄付金の使途と無関係な個人間の贈与となり、ガバナンスや透明性に疑念を招く大きなリスクを伴います。(何%を納める等の約束があれば別ですが)
③ 逆に、活動に関わる個人が謝礼を求めざるを得ない構図も、本来組織が担うべき運営責任の転嫁であり、持続可能な活動体制から外れてしまいます。
長期戦が避けられないからこそ、以下のような点を組織として検討すべきだと思います。
・活動内容に応じた正当な報酬、交通費、機材費の補助を制度化
・「ボランティアの善意」に恒常的に依存しない体制を整え、長期的な活動基盤を確保
・重要な運営方針は理事会だけでなく、アンケートや公開討論を通じて透明性を高め、不信感を減らす
・会費制やYouTubeなどの収益化を取り入れ、資金源を安定化
「寄付金=善意」だからこそ、透明性・公平性・持続性を担保できる仕組みを持つことが信頼の礎になると思います。
「無償が美徳」という価値観ではなく、責任ある活動には正当な報酬と負担軽減策が不可欠だと考えます。
「ボランティアは無償だからできることだけやればいい」では、組織として運営は成り立ちませんし、あまりにも無責任な考え方です。
藤岡さんや藤木さんは、こうした活動のご経験が豊富ですので、すでにご認識のうえで対応を検討されているとは思いますが、あえて書かせていただきました。
駄文、長文失礼いたしました。