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石破首相の辞意表明。読売と毎日が7月に、本人に確認せずに「退陣する意向を固めた」と大誤報を書き、その後は首相おろしの運動体に変質。読売は今月3日、「首相が虚偽説明」とまで暴走し、他紙も批判せず、半ば追随しました。首相が辞任に追い込まれたのは、戦後最大のジャーナリズムの汚点で大罪です。 もう日本の大手の全国紙はなくなっていいのではないかと正直、感じます。新聞出身の私がこんなことを言わなければならない時代が来るとは思っていませんでした。痛恨の極みであり、強い憤りを覚えます。私が取材してきた米国でも英国では、決してありえない。新聞協会や新聞労連、個々の各紙の新聞記者たちがこれを許すなら、日本のジャーナリズムの死を意味すると思います。
Toshi Ogata sitting in front of a plain background. Text overlay in Japanese reads "痛恨の極みであり、強い憤りを覚えます" and "日本のジャーナリズムの死を意味すると思います."