“あと1人”で起きた惨事 ロバーツ監督「台無しにした」…山本由伸の降板を決めた理由
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9月未勝利で5連敗となった
【MLB】オリオールズ 4ー3 ドジャース(日本時間7日・ボルティモア) ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は6日(日本時間7日)、敵地でのオリオールズ戦に3-4で逆転サヨナラ負けを喫し「ヨシノブの活躍を台無しにしてしまった……」と嘆いた。先発した山本由伸投手が9回2死までノーヒット投球も、あと1人のところでソロを被弾。2点差で救援陣にバトンを繋いだが、まさかのサヨナラ負けを喫した。 【映像】ド軍選手が「めちゃ怒ってる」 カメラが捉えたブチ切れシーン 指揮官は「ああ、彼(山本)は今晩ファンタスティックだった。なので……。この試合を落としたことは……。多くのいいプレーがあったからこそ、タフに感じる」と声を絞り出すしかなかった。 9回2死まで好投したが、1点を失ったことで降板を決めた。ロバーツ監督は「ノーノーに値する投球だった。どうしても彼に達成して欲しいと思った。被弾した球もかなりいい球だったけど、(その時点で)完封とノーノーを逃してしまった。彼を投げさせ過ぎたように感じていたし(継投で)あと1アウトを奪えればと思っていた」と交代した舞台裏を明かした。 3点差を守り切れずに逆転負けを喫したダメージは大きいかと問われると「ああ……。そうだろう……。ブレイク(トライネン)も悪い日だった。四球を2つ与えてしまったことは、とても珍しいことだけど、起きてしまった」と声を震わせた。 「ブレイクが制球力を失い始めたけど、彼は何度も(修羅場をくぐっているので)アウトを奪えると思った。彼は長らく私たちにとってベストリリーバーだから、猶予を与えるべきだと思った。でも、(カウザーに)四球を与えた段階で続投させられるほど自信を持っていないように感じた」 そこで交代を決意し、スコットを投入したが「(サヨナラを打った)リベラは低めのいい球を打ってヒットを放った。間違いなく今日はタナーの責任ではない。彼はタフな場面で起用された上に、良い球を良いスイングで返されたんだ」と話すにとどめた。
Full-Count編集部
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