ネットワークアダプタの設定
- NICの設定を下記のように変更する。
設定項目 | 設定内容 | 解説 | |
Flow Control | Auto Negotioation または Rx & Tx Enabled | この項目に関しては特に変更していいことは無いようなので、設定内容通りに。 | |
Interrupt Moderation | Disabled | 有効にするとパケット伝送時およびパケット受信時に CPU への割り込みレートを制限される(CPU負荷低減) ただ、通信が制限されてしまうためこの項目は無効化推奨。 | |
Large Send Offload V2 (IPv4) | Disabled | 処理の一部をNICに行わせるもの。 ただしPSO2の通信をNICのみでは処理しきれない様子、無効推奨。 | |
Large Send Offload V2 (IPv6) | Disabled | IPv4版と同じように設定。IPv6用なのでPSO2には特に関係無いですが。 | |
Receive Side Scaling | Disabled | 複数の CPU 間のネットワーク負荷分散を設定できる。一見有用な設定だが、比較的新しい技術のようで環境によっては負荷が高まるなど信頼性が低い模様。無効推奨。 | |
TCP/UDP Checksum Offload (IPv4) | Rx & Tx Enabled | 処理の一部をNICに行わせるもの。 一部サイトではこれもDisableにするようにと書かれている場合があるが、私の環境ではアイテム取得時のレスポンスが著しく劣化した(noir環境)ため、有効にしている。 | |
TCP/UDP Checksum Offload (IPv6) | Rx & Tx Enabled | IPv4版と同じように設定。IPv6用なのでPSO2には特に関係無いですが。 |
※日本語表記の場合もあります。適宜読み替えてください。
ex)Flow Control⇒フローコントロール
ex)Rx & Tx Enabled ⇒ 送受信有効
ex)Auto Negotiation ⇒ 自動設定
広帯域ネットワーク環境の必要性
PSO2は昨今のアップデートにより通信量が増大傾向にあります。そのため通信回線も広帯域のものが要求されます。
最近は、無線でも広帯域接続サービスがありますが、軒並み通信量制限(1日1GB以上通信したら128kbpsに落とす等)があり、あまりゲームに適したものとは言えません。
また、アップデートで配布されるファイルが容量が非常に大きいものの場合が多いため、広帯域の回線が必須と言っても過言ではないでしょう。
可能な限り光回線、ケーブルTV回線等の高速回線の導入をお勧めします。
最近は、無線でも広帯域接続サービスがありますが、軒並み通信量制限(1日1GB以上通信したら128kbpsに落とす等)があり、あまりゲームに適したものとは言えません。
また、アップデートで配布されるファイルが容量が非常に大きいものの場合が多いため、広帯域の回線が必須と言っても過言ではないでしょう。
可能な限り光回線、ケーブルTV回線等の高速回線の導入をお勧めします。
無線が推奨されない理由
VITAでは変えようがないため、あくまでPCで使う場合の話ととらえてください。
- 電波干渉により、速度が低下する可能性がある。
- 特にVITAの無線LANでも使われている2.4GHz帯はISMバンドと呼ばれる周波数帯で
電子レンジ等様々な機器で使われている帯域のため干渉が起きやすい。
- 特にVITAの無線LANでも使われている2.4GHz帯はISMバンドと呼ばれる周波数帯で
- 2.4Ghz帯を使用する無線LANはチャネル数が少なく、アクセスポイントが複数立つと干渉しやすい。
- 特に集合住宅で起きやすい。
- 設定では大抵1~13chありますが、実際はチャネルごとに使用する帯域が被っており
実質3ch(1,6,11ch)しかない。- チャネルを自動設定ではなく固定にすることにより、他のアクセスポイントがよけるのを狙うと多少安定するかもしれません。
- 半二重接続である。
- 送受信を高速に切り替えることにより、送受信が同時にできているよう見せているため、効率が悪い。
- アクセスポイントは複数のクライアントと同時通信ができない。
- 通信先を高速に切り替えることにより同時通信できているように見せているため、効率が悪い。
- ※MU-MIMO等新技術除く
- 暗号化などのために余計な処理が入る。
こことかを見るとわかりますが、ただ一般向けではないかもです・・・。
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1004/21/new...
より専門的な話になると、ここは違うというところもあるかもしれませんがIT一般に出てきそうな範囲で書きました。
このページへのコメント
コメントありがとうございます。
今度受信だけ有効で試してみます。
たまたま高速化で通りかかったにわかだけどTCP/UDP Checksum Offload (IPv4)はたぶん送信ではIP遅延処理されるため、受信だけ有効の方がいいと思います。