茨城県知事選挙 現職の大井川和彦氏 3回目の当選

現職と、新人2人の争いとなった茨城県知事選挙は、現職の大井川和彦氏(61)が3回目の当選を果たしました。

自民党と日本維新の会県総支部、それに国民民主党と公明党から推薦を受けた大井川氏が、3回目の当選を果たしました。

大井川氏は茨城県土浦市出身の61歳。

旧通産省に入った後、IT企業の役員などを経て、2017年の県知事選挙で初当選しました。

選挙戦で大井川氏は2期8年の実績を強調した上で、企業誘致や鉄道の延伸を通じて経済を活性化することや、病院の再編などに取り組み、医療提供体制を充実させることなどを訴えました。

そして、推薦を受けた各党の支持層や無党派層から幅広く支持を集めました。

大井川氏「斬新な行政スタイル 県民に響いたのでは」

大井川氏は「挑戦を続ける斬新な行政スタイルで人口減少社会を乗り越えていくという訴えが県民に響いたのではないか。茨城県を取り巻く環境にさまざまな課題がある中、飛躍していけるよう全力を尽くして次の4年間もまい進していきたい」と話していました。

確定投票率33.52% 前回を上回る

茨城県選挙管理委員会によりますと、知事選挙の投票率は、33.52%で前回・4年前、2021年の選挙を1.5ポイント下回りました。

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