老朽化が進む久慈湊小(滝沢まゆみ校長、児童137人)の移転改築工事安全祈願祭は2日、久慈市旭町の現地で行われた。県が公表した最大クラスの津波浸水想定の区域に含まれるが現校舎より高台に近く、地上5階建てとして、いざというときに備える。ただ、公表を踏まえて検討を重ねた結果、利用開始目標は3年遅れの2027年4月となり、資材高騰などの影響を受けて費用も当初の2倍以上に膨らんでいる。
安全祈願祭には教育、工事関係者ら約40人が出席。遠藤譲一市長は「安心安全で快適な学習環境と地域防災の充実、強化が図られる施設だ。工事が予定通り、無事に完成することを祈念する」とあいさつした。
築61年の現校舎は同市湊町の久慈川沿いにあり、東日本大震災と16年の台風10号で浸水した。移転先は約660メートル北西の県立病院南側。22年に県が公表した最大クラスの津波浸水想定では、5~7メートルほどの浸水域に含まれるが、移転により浸水区域外までの避難時間が4分短縮され、高台の避難場所へも7分短く移動できる。
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