兵庫 女子中学生いじめ自殺めぐる訴訟 遺族と市の和解が成立

9年前、兵庫県加古川市で中学2年の女子生徒がいじめを受けて自殺し、遺族が市に損害賠償を求めていた裁判で市が300万円を支払うことなどで和解が成立しました。

9年前の2016年9月、加古川市の公立中学校で2年の女子生徒が自殺し、よくとし(2017年)、市が設置した第三者委員会は部活動やクラスでのいじめが原因だったと認定しました。

生徒の遺族は、学校側が、いじめの事実を把握しながら遺族に隠蔽するなどして精神的に深く傷つけられたとして市におよそ7700万円の損害賠償を求めて神戸地方裁判所姫路支部に提訴していましたが、25日、和解が成立したということです。

加古川市は裁判所からの和解勧告を踏まえ、▼教育委員会や学校の対応が遺族の心情を深く傷つけたことを謝罪し、▼解決金として300万円を支払うことなどを約束したということです。

加古川市の岡田康裕 市長は「改めまして心からおわび申しあげます。教育現場における極めて重大な事案として重く受け止めており、二度とこのような悲劇を繰り返さないため、再発防止に取り組んでまいります」などとするコメントを発表しました。

遺族は弁護士を通して「表面的には苦しみを出していなくても、心の中でつらく苦しい思いをしている子どもはたくさんいると思います。そのような子どもらの心の苦しみに関心を向けていち早く気付き、家庭とも共有してもらいたいと思います」などとするコメントを出しました。

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