テニスの全米オープン車いすの部は6日、ニューヨークでシングルス決勝が行われ、男子は第1シードの19歳、小田凱人(東海理化)が第4シードのグスタボ・フェルナンデス(アルゼンチン)に6-2、3-6、7-6で競り勝って初優勝し、四大大会とパラリンピックを全制覇する「生涯ゴールデンスラム」を史上最年少で達成した。

男女シングルス(上下肢障害を除く)で史上3人目、同種目では国枝慎吾以来の快挙で、今大会はダブルスとの2冠に輝いた。四大大会は3連勝で、通算7勝目。

小田は「とても素晴らしく、幸せな気持ち。終わった瞬間は感情的になった。(19歳での生涯グランドスラムは)若すぎるとは思わない。一歩ずつここまできた」と話した。

愛知県出身の小田は9歳で左股関節に骨肉腫を発症。車いす生活となり10歳で競技を始め、17歳だった2023年全仏オープンで四大大会史上最年少優勝を果たした。同年のウィンブルドン選手権、昨年の全豪オープン、パリ・パラでも頂点に立っていた。

◆小田凱人(おだ・ときと)2006年(平18)5月8日、愛知県一宮市生まれ。10歳で車いすテニスを開始。22年4月に15歳でプロ転向。23年6月の全仏を17歳33日で制し、男子同種目で最年少優勝&世界ランキング1位に。同7月のウィンブルドンも男子最年少優勝(17歳69日)を飾った。昨年はパリ・パラリンピックで金メダル。175センチ。

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