具体的な[人生を一発逆転できる方法]について
SNSでよく見かける言葉があります。
「人生は35歳で決まる」「40歳を過ぎたら、もう負け組確定」「学歴やスキルがなければ成功できない」「社会的弱者には救いがない」
いわゆる「自称・勝ち組」の人たちが語る、ありふれていて、どこか冷たい言葉たちです。ですが、それらは本当なのでしょうか?
私の答えは、「いいえ」です。
私は知っています。
たとえ貧乏で、少しおろかで、不器用で、財布の中が「レシートしか入っていない選手権・市大会5位」みたいな状態でも。
学歴がなくて、履歴書に「特技:手と足が動きます」としか書けなくても。
スキルが「ドラクエのレベル上げが得意」程度でも。
それでも、一発逆転できる方法があるということを。
そして実際に、それで人生を変えた人たちがいることを。
誰にでも始められる、小さな入口が存在することを。
……と、ここまで書くと、「はいはい、また出ましたね。勝ちまくり、モテまくりのブレスレット」
そんなふうに鼻で笑う人もいるでしょう。
確かに、ちょっと怪しい広告みたいな表現になってしまいましたね。
でも、今回私が本当に伝えたいのは、「一発逆転のその後」の話です。
一瞬だけ勝ち組になって、高級車を首都高で乗り回していたとしても。
数年後には、「ラ・ムー」で激安弁当を買っている。
そんな話、いくらでも転がっています。
そう、栄光と凋落はいつも隣り合わせです。
ガンダムが好きな方ならわかると思いますが、カミーユ・ビダンのように精神がボロボロになるか、
アムロやシャアのように「いったいどこに行ったんだ…」という結末を迎えるか。
あるいはハサウェイ、よくてウッソ。
そんな最後が、普通に待っているのです。
つまり、ニュータイプでもなければ生き残れない世界。
ジュドー・アーシタのような明るく図太いメンタルがあればいいですが、現実はそう甘くありません。
乗るか、反るか。
ガンダムに乗り込むか、その場から離脱するか。
それは、あなた次第です。
ただ、ひとつだけ言えるのは——
人間は「もうダメかもしれない」と思っても、希望の火種がある限り、どうにか生きていけるということ。
では、その火種はどこにあるのか?
それが、「仮想通貨」です。
パンドラの箱の底に残された、最後の希望のようなもの。
……と、ここで普通なら「今すぐ口座開設!」「10万円が3日で1200万円に!」みたいなバナーが出てくるところでしょう。
ですが、私は誘導しません。
なぜなら、仮想通貨とは——まさしくデジタルドラッグ。
下手をすれば、自我を失う呪いのアイテムでもあります。
だからこそ、手を出すなら覚悟を決めてから。
そして、「逆転の方法」よりも大切なのは、「逆転した後をどう生きるか」だと、私は考えています。
人生はゲームではありません。
セーブもリセットもできません。
だからこそ、選択が大事になります。
でも、選択肢は多いほうがいい。
人は、選択肢がある限り絶望しないからです。
仮想通貨という戦場に出撃し、戦うのはあなたです。
ガンダムの世界であれば、置き去りにされた最新のモビルスーツに乗るのはあなた。
私はただ、ハロのように「ハロハロ」と横で騒いでいるだけです。
酸素欠乏症で少しおかしくなったアムロのお父さんのように、「このアイテムが大切なんだ」とは言いません。
仮想通貨というのは、私にとっては全てが幻のような世界です。
その価値は「あるように見せている」だけのもの。
数字に後光をつけ、「これが世界を変える」と語る人たちの、信じたくなるような言葉。
でも、少し冷静になると、あれは宗教のような世界にも見えてきます。
SNSでは、ある日「うぉおお!この銘柄が来た!」と叫び、
次の日には暴落して「ふざけんな!」「もう終わりだ!」と悲鳴を上げる。
まるでジェットコースターに乗っているようです。
しかもそれは、誰も点検していない、ブレーキの壊れたジェットコースターです。
私の知人の中には、仮想通貨で500万円を5億円にした人もいます。
借金地獄から一転して2億円の資産を築いた人も。
でも、問題はそのあとです。
勝ち始めると、人は冷静さを失います。
快楽に脳が慣れてしまい、感覚が狂ってくるんです。
「自分は選ばれし者かもしれない」と錯覚し始める頃には、もう引き返せません。
最初は10万円の勝負だったのが、20万、50万、100万……
いけると思うと、人は止まれないのです。
そして、いけなくなった瞬間にすべてを失います。
あのシャア・アズナブルですら、シロッコですら、ハマーンですら、最後は敗れました。
仮想通貨の世界でも、それは同じです。
「勝っているうちにやめればいいじゃん」
冷静な人はそう言います。
でも、それができたら誰も苦労しません。
あれは、ほとんど中毒のようなものだからです。
覚せい剤のことを「大人の遊園地」と言った人がいましたが、仮想通貨も同じ。気づけば遊園地から帰ってこなくなります。周囲から見たら、観覧車やメリーゴーランドでずっと乗り続けて降りてこない姿は恐怖です。前に進まない、どこにもいけない。でも、ずっと同じ場所で回り続ける。
もう遊園地から帰ろうと思っても、帰りどきがわからない。
そんな恐怖が潜んでいます。
そして、忘れてはならないのが税金です。
仮想通貨の利益には高い税率がかかります。
確定申告という現実が、最後に大きな「コロニー落とし」となって降りかかります。
ここまで仮想通貨のリスクばかりを語ってきましたが、私は否定ばかりしたいわけではありません。
良い点も、あるとは思っています。
それは、「成功の景色」を見られるということ。
たとえ一瞬でも、「自分にもできた」と思える体験は、毒にもなりますが、時に人生の支えにもなるのです。
でも私は、仮想通貨という戦場には出ません。
ガンダムに乗り込むのはあなたです。
私はただ、整備班の隅っこで「すみません、それ、足ついてないです」とつぶやいている係です。
もし、ガンダムかジオングかさえ区別がつかない状況で、出撃する覚悟があるのなら、いってらっしゃい。
もし生きて帰ってきたら報告なんてしなくても大丈夫です。
それよりも、ご両親やパートナーを大切にしてください。
勝ち組になるよりも、
成功者になるよりも、
そちらの方がずっとずっと価値のあることだと思います。
P.S.
ZガンダムのLP買いました。
素晴らしいので実質タダです。



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