頑張らないことを頑張るな。
東京在住の女性A様から「シングルマザーとして子育てや介護に追われる日々を過ごし、ようやく自分の時間を持てたらいろいろなことに疲れてしまい、最近は死を考えるようになってしまった。会ってお話をさせていただけたら嬉しいです」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。海外生活が長かったA様は、五年前に帰国した。日本の重い文化に馴染めず、日本の空気に殺されかけている印象を受けた。A様単体は元気なのだが、A様を取り巻く空気が重く、空気に殺されかけている。これを日本病(世間病)と言います。
A様は「やりたいことが何もない。人と会うのも億劫になり、家にずっと閉じこもっていたい」と言った。モデルもしているA様は、海外では自由奔放に仕事を楽しんでいたが、帰国してからは年齢のことばかり話す日本の空気にやられていた。海外は「あなたのキャラクターが欲しい」というところから仕事がはじまるため、年齢は一切関係ない。だが、日本では「その年齢では」とか「その性格では」とか「その見た目では」とか、とにかく画一的であることを押し付けられる。個性は潰され、年相応の言動が求められる。A様は「男の人にもなれるし女の人にもなれるモデルになりたいとカメラマンの人に言ったら『バカなこと言ってんじゃないよ』と怒られました」と言った。
私は「男の人にも女の人にもなれるなんて最高じゃないですか」と言った。A様は「みんなを笑顔にさせる仕事がしたい。年齢なんかにとらわれないで、何歳になっても自分の好きなように生きられるんだってことを証明したいんです。私は見た目にコンプレックスがあったから、日本にいた時は心の底から笑うことができませんでした。だけど、海外に着いた瞬間にパッカーンと開いて、歯を見せて笑えるようになりました。英語なんてまったく話せなかったから、周囲から『お前には無理だ』と言われました。だけど、なんでお前にそんなことを決められなくちゃならないんだと思って、アドバイスを無視して海外に飛んで、こんな私でも英語を話せるようになりました。自分がやりたいと思うことならなんでもやることができたんです」と言った。素晴らしい。A様は元気だ。
A様は「私はマグロみたいな女だから、じっとしていると死ぬんですね。最近はヨーロッパに興味があります。日本のことも大好きだから、日本に拠点を置きながら、行きたい場所にふらっと行って、行った先でなんとなく仕事をするような暮らしがしたい」と言った。私は「おい」と思った。やりたいことが何もないと言うけれど、めちゃめちゃあるじゃないか。まさに日本病である。日本病を克服するには「空気を変えること」が一番。日本の重さは殺人レベルだから、油断をしていると深刻になる。私たちは空気に従うために生きているのではなく、空気を変えるために生きているのだ。そのことを、何度でも肝に銘じて行こう。
A様は「自分がおかしいのかなと思ってしまう」と言った。イエス。その通りだ。我々はおかしいのだ。おかしいことが売りの我々なのだから、空気に染まらないで、空気を変える。それが『何歳になっても自分の好きなように生きられる』ことの最高の証明になる。勇気を出した人を神様は見捨てない。自分を使って証明しようではないか。A様は「坂爪さんみたいに海外から呼ばれるように頑張ります」と言った。ノンノンノン。頑張ったらアカン。頑張っている人は怖い。引き攣っているから近寄りがたい。頑張っている人よりも、楽しそうに生きている人といたい。頑張らないことを頑張るな。リラックス。楽しんでください。
圭吾さん、本日はお忙しい中どうもありがとうございました🙇♀️
一歩前進し、ベルギー&スペインへ今月行ってきます🫡その後、サンフランシスコの知人を訪ねる予定です🫡
自分らしい自分にまた戻り世界に飛び出し誰にも左右されない楽しみを取り戻せる旅行をスタートさせたいと思っています✈️
背中を押して頂き本当にありがとうございました😭
感謝の気持ちでいっぱいです🙇♀️ 良い週末をお過ごし下さい♪
おおまかな予定
9月7日(日)東京都世田谷区界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


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