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7月7日、クスノキ前で行われていた反戦集会に際して京大正門前の敷地内に警察官が立ち入った。集会は中核派系とされる全学連主催のもの。警察入構の際、全学連と警官隊が衝突し1名が逮捕された。全学連は逮捕の理由を公務執行妨害だと明かしている。京大は、逮捕者の学籍の有無について明らかにしていない。

7日、全学連はクスノキ前で「7・7関西学生反戦集会」を開催。その際、京大から事前に要請を受けた警官隊が、正門に面する公道に並んだ。京大によると、職員が全学連の1名から暴行を受けたと警察官に伝えたという。その後、全学連と警官隊が一時衝突状態となり、正門前には6台以上の警察車両が集まった。その中で、職員に暴行を加えたとされる1名が逮捕された。なお全学連のX（旧ツイッター）によると、逮捕者は現在釈放されている。

全学連によると、集会は盧溝橋事件から88年の節目として開催したもので、京大や広島大などの学生や市民が参加していた。本紙の取材に対し京大は、警官隊に出動を要請した理由について回答を差し控えた。