以前「ジョジョの眼鏡キャラ」という記事を上げて、荒木先生が眼鏡に対してネガティブなイメージを持っているのではないか、と考察してみた。
対して帽子というアイテムに関しては、キャラクターに特徴、差異を付ける為のアイコンとして愛用されている。主要キャラクターで考えると、眼鏡を掛けている者は数える程しかいないが、帽子を被っているキャラクターは味方だけでも半数近くなるのではないか。
現在放送中のストーンオーシャンでも、主役の徐倫の仲間となる男性メンバー=エンポリオ、ウェザー、アナスイは全員帽子を被っている。
(1)

↑左からアナスイ、ウェザー、エンポリオ。アナスイの帽子はビスの付いたベレー帽風。ウェザーのは高さ数十cm、耳まで覆うフサフサの帽子。ウェザーの帽子には前方に、アナスイの帽子には後側に、其々角の様な2つの突起が付いている。さながら役行者が使役したという「前鬼・後鬼」の様だ。エンポリオは着ているユニフォームと合わせて野球帽を被っている。
3部主人公=承太郎といえば、学ランに学帽というスタイルで、特に黒い帽子と黒髪はその境目は判らず、学帽の後側が裂けているのか?まるで後髪がはねている様で帽子と頭部が一体化してしまった様だ。
承太郎のデザインは謂わゆる明治から昭和中期にかけての不良とか応援団といった「バンカラ」をモチーフにしている(※)が、余りに承太郎で有名になった為に、後発の似たデザインは承太郎の「パクリ」と見做されてしまいがちだ。
(2)

↑3部第一話で帽子を脱いでいる承太郎。承太郎が帽子を脱ぐ場面は上図(2)を含め、ンドゥール=ゲフ神戦、テレンス・T・ダービー=アトゥム神戦の3度だけである。
3部以降の主人公は、帽子であったり特徴的なヘアスタイルで区別が付き、遠目でも可愛くデフォルメしても誰が描いても判断できるキャラクターとしてアイコン化されている。なので帽子とはアイデンティティであり、どんな状況であれ帽子を外す事は無い(※)。
(3)

↑3部以降も登場する承太郎。柄は変わるが、頭部と一体化した様に帽子を外す事はない。上図(3)は6部にて、記憶を失いながらも最も重要な部位、頭部=帽子を触れられようとした際、スタンドを発動して防衛した場面。
(4)

↑記憶も身分証も服も失くした8部主人公。しかし水兵が被る様な帽子だけは肌身離さず被っており、そのタグから売った店、買った人物の元へと物語は進む。
(※)砂漠に学生服で立っている、荒木先生が少年時代に読んだ「バビル二世」のイメージからも着想を得ているという。
(※)逆に言うと、仗助・ジョルノ・徐倫など髪型に特徴ある主要キャラクターにとってはそれがアイデンティティなので、髪型を覆い隠す様な被り物はしない。
対して帽子というアイテムに関しては、キャラクターに特徴、差異を付ける為のアイコンとして愛用されている。主要キャラクターで考えると、眼鏡を掛けている者は数える程しかいないが、帽子を被っているキャラクターは味方だけでも半数近くなるのではないか。
現在放送中のストーンオーシャンでも、主役の徐倫の仲間となる男性メンバー=エンポリオ、ウェザー、アナスイは全員帽子を被っている。
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↑左からアナスイ、ウェザー、エンポリオ。アナスイの帽子はビスの付いたベレー帽風。ウェザーのは高さ数十cm、耳まで覆うフサフサの帽子。ウェザーの帽子には前方に、アナスイの帽子には後側に、其々角の様な2つの突起が付いている。さながら役行者が使役したという「前鬼・後鬼」の様だ。エンポリオは着ているユニフォームと合わせて野球帽を被っている。
3部主人公=承太郎といえば、学ランに学帽というスタイルで、特に黒い帽子と黒髪はその境目は判らず、学帽の後側が裂けているのか?まるで後髪がはねている様で帽子と頭部が一体化してしまった様だ。
承太郎のデザインは謂わゆる明治から昭和中期にかけての不良とか応援団といった「バンカラ」をモチーフにしている(※)が、余りに承太郎で有名になった為に、後発の似たデザインは承太郎の「パクリ」と見做されてしまいがちだ。
(2)
↑3部第一話で帽子を脱いでいる承太郎。承太郎が帽子を脱ぐ場面は上図(2)を含め、ンドゥール=ゲフ神戦、テレンス・T・ダービー=アトゥム神戦の3度だけである。
3部以降の主人公は、帽子であったり特徴的なヘアスタイルで区別が付き、遠目でも可愛くデフォルメしても誰が描いても判断できるキャラクターとしてアイコン化されている。なので帽子とはアイデンティティであり、どんな状況であれ帽子を外す事は無い(※)。
(3)
↑3部以降も登場する承太郎。柄は変わるが、頭部と一体化した様に帽子を外す事はない。上図(3)は6部にて、記憶を失いながらも最も重要な部位、頭部=帽子を触れられようとした際、スタンドを発動して防衛した場面。
(4)
↑記憶も身分証も服も失くした8部主人公。しかし水兵が被る様な帽子だけは肌身離さず被っており、そのタグから売った店、買った人物の元へと物語は進む。
(※)砂漠に学生服で立っている、荒木先生が少年時代に読んだ「バビル二世」のイメージからも着想を得ているという。
(※)逆に言うと、仗助・ジョルノ・徐倫など髪型に特徴ある主要キャラクターにとってはそれがアイデンティティなので、髪型を覆い隠す様な被り物はしない。
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