担任が事実誤認→被害児童を叱責 いじめ悪化し退学 筑波大付属小

筑波大付属小学校で起きたいじめ重大事態について資料を示しながら話す被害児童の保護者=東京都内で2025年5月19日午後4時32分、西本紗保美撮影
筑波大付属小学校で起きたいじめ重大事態について資料を示しながら話す被害児童の保護者=東京都内で2025年5月19日午後4時32分、西本紗保美撮影

 筑波大付属小学校(東京都文京区)で2024年度に児童がいじめ被害を訴えて退学した問題で、被害児童が他の児童に暴力をふるったと担任が事実誤認して叱責していたことが、関係者への取材で判明した。関係者によると、学校側は不適切指導と認めて謝罪したが、これがきっかけで児童へのいじめは悪化し、退学につながったという。

同級生の話をうのみ

 関係者によると、児童は5年生だった24年4月から同級生に陰口を言われるようになった。7月に担任の男性教諭から児童の母親に「お子さんが同級生4人を殴った」と連絡があった。

 児童は当時、…

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