楽天銀行で不正利用されたお金は戻ってくるの?
こんにちは。SCENE PROJECTのTomoyaでございます。
普段は会社員として勤めながら、兼業で音楽クリエイターとして活動している者です。
さてさて、先日、、というか昨年になりますが楽天銀行において不正利用されてしまいました。その額はなんと『11万2000円と端数』。
この記事をお読みになられている方の中では、同じ被害にあった方もいらっしゃるのではないでしょうか。本当に残念な出来事ですよね。実際に被害にあってみると、悲しいやら悔しいやらと様々な気持ちが渦巻いております。
この記事では、「楽天銀行で被害にあったお金は戻ってくるのか」といったことについて、書いておりますが、全ての方に当てはまるわけではありません。と言いますのも、不正利用された手口や自身においての管理状況など人によって判断が異なってくるためです。
そのため、必ずしも戻ってくるとは言えませんし、必ずしも戻ってこないとは言えないのです。
以上をご理解されたうえで、僕が経験したことに耳を傾けていただけますと幸いです。
楽天銀行で不正利用されたお金は戻ってくるのか?
早速ですが、まず不正利用されたのは『クレジットカード』なのか『デビットカード』なのかをご確認ください。
不正利用されたのがクレジットカードの場合には、楽天カスタマーから連絡がきてカードを停止、再発行への手続きになることが一般的(自分で気付く方もいらっしゃいますね)。楽天カスタマーから『身に覚えがなければ、こちらで請求の取り消しをいたします』と請求には至らない場合が大半でございます。
しかし、気を付けなければならないのは『デビットカード』での不正利用です。
デビットカードは、クレジットカードと違い『即時決済』です。そのため、不正に利用されたお金の取り扱いが非常に厳しくなります。
不正利用されたのがデビットカードの場合には、警察に行ったり、書類を書いて送ったり、またカスタマーサービスからの質問に答えなければならないなど、非常に長い期間要することとなります。
僕が調べた限り、不正利用されたのが「国内の場合」で最短でも数週間。これが『海外の場合』だと数か月~1年といった発信の記事が見受けられます。
実際に僕が不正利用されたのは海外なんですね。不正利用されたのは、昨年の10月ですが現在3月、、なんと未だに返金には至っておりません。
僕の場合には、返金処理の何が長引いているのか、、ということなのですが、まず一つ一つのアクションごとにかなり時間がかかっているという印象です。
時系列で言いますと、、
① 不正利用されたので、すぐに楽天カスタマーに電話を入れる(ここでカードの停止)
この時、再発行の手続きは楽天銀行のホームページから、ご自身で行ってくださいと言われる。→再発行の手続きをする。
② その後、3日ほど経ったが何の連絡もないので、再度電話をする。
僕『先日、不正利用された者ですが、、。その後、どうなりましたか?』
楽『現在カードを停止している状況です。』
僕『え、、?では、停止しているだけってことですか?』
楽『はい。』
僕『返金などは、どうなるのでしょうか?』
楽『返金に関しては、申請をされておりませんね。返金の申請をされますか?』
僕『はい。もちろんです、、。』
ということで、返金についての申請はこちら側から伝えないと、動いてもらえないみたいです。
↑ これだけで、すでに一週間
③ 返金申請の用紙が届くまでに、また1週間
返金申請の書類をご自宅にお送りいたします。と言われ、届いたのは1週間後。不正利用されてから、すでに2週間が経とうとしていました。
④ 警察へ届け出を出す。
ということで、返金申請の書類をもって、最寄りの警察署へ相談に行きました。近くに小さい交番があるのですが、ネットで調べてみると『〇〇署』と載っていたので、一応行ってみるかと足を運びました。結果、小さな交番ですが対応してくださいました。
ちなみに、返金申請の書類には「警察に行った」という証明をするために以下の項目の記入が必要になります。そのため、書類を持参して警察署へと向かったんです。
1. 担当した警察官の氏名
2. 相談番号
①に関しては、相談した警察官の氏名を記入するので、僕は書類を見せて『返金申請のために、すみませんがお名前を教えていただきたいのですが』というと、親切に教えてくださりました。
②の相談番号ですが、被害届を出すことはできないため、あくまでも相談番号ということで番号を教えていただけます。実際、書類にも『被害届の申請が難しい場合には、相談番号でも良い』といったニュアンスで書いてありました。
相談番号は、すぐにもらえるわけではなく、この相談が終わった後に警察官の方が内容をまとめた上で、出力されるみたいです。そのため、「相談番号は後からお伝えいたします」とのこと。
なので、僕は自分の携帯番号をお伝えして、『こちらにご連絡ください』と言いました。
そのあと、1時間くらいに無事相談番号を教えてもらえたので、記入できました。
⑤ 必要書類ができたので、楽天銀行へ送る
以上をもって、必要な書類が揃いましたので、楽天銀行のカスタマーサービスへ郵送しました。
⑥ またまた音沙汰がないので、こちらから連絡
書類を送ってから、10日が経っても連絡がない、、。
不安になったので、またまたカスタマーサービスへ電話をしました。
僕『先日、、というか1か月前に不正利用された者です。必要書類を送ったのですが、ご連絡がこなかったので電話させていただきました。僕の現状はどういった進捗状況になっていますでしょうか?』
楽『確認いたします。』
僕『お願いします』
楽『ご確認が取れました。無事にこちらへ書類は到着しております。これより、書類の審査に入らせていただきますので、引き続きよろしくお願いいたします。だいたい1週間~かかると思います。』
僕『はい・・・。』
ということで、書類の到着はしているものの審査は未だ手つかずのようでした。
僕『では、後は待っていればよろしいのでしょうか?』
楽『そうですね。こちらから、ご連絡差し上げますので、よろしくお願いいたします。』
僕『はい・・・。』
⑦ 楽天銀行から電話があった
だいたい1週間以上が過ぎて、また楽天銀行から電話がありました。
内容は「いくつか確認したいことがありますので、お答えください。」といったもの。内容は、僕に不備がないか確認したいようでした。例:フィッシングメールを開いた覚えはありますか?など
ちなみに、銀行のカードのうらに署名がありますが、ここにサインがない人もアウトです。書いてない方は今すぐ書きましょう。自分のカード情報を各プラットフォームに保存するのもアウト(Amazonなど)ですし、不正利用に気が付いたのが遅い方もアウトです。書類には確か、不正利用から30日以内に申請と書いてあった気がします。
電話を終えて、「以上で確認は完了となります。返金の審査に通った場合には、返金申請の書類を送らせていただきます。返金保証が不可の場合には、お電話をさせていただきます。どちらにしても、さらに1か月はかかりますのでご容赦ください」とのこと。また、1か月か、、、。と落胆しておりました。
ダメな場合には電話なんて、死の宣告のような内容ですよねw 仕方がないので、僕は待つこととなります。
⑧ 1か月以上経ち、楽天銀行から電話が入る
とある日、スマホを見ると『楽天銀行カスタマーサービス』の不在着信。
「うわあああああああああああ!!!!!!!!」と落胆しつつ、電話を入れるも入れ違いでその日は繋がらず、、。
翌日、連絡が付くと以下の内容でのご連絡がありました。
「補償申請を進めてはいるのですが、Tomoya様の入金関係を見させていただきますと、なにかビジネスをやられているようですね。たとえば、ココナラやYouTubeなど、、こういった入金がありますと、こちらとしましては個人口座がビジネスに使われているとの扱いになり、補償が厳しいところでございます。あくまでも補償をしているのは『個人口座』での取り扱いとなりますので、、」
ということで、音楽活動での収入がビジネスとして受け止められてしまったため、現在は補償が難しいところで止まってしまいました。
しかし、担当された方のサポートがあり、どうにか補償につながらないかのご提案をいただきました。そこに関しての、明言はできないのですが、僕の中では半分希望があるかな~って感じです。
ちなみに、その話を含めても全額返ってくることはなさそうです。
ということで、まとまると
補償が難しい方は
① ビジネスに使っている(副業も含む)
② フィッシングメールを開いた覚えがある
③ 楽天銀行のカードの裏面に自分のサインがない
④ カード情報をネット上に保存する(ショッピング時に保存するなど)
⑤ 不正利用されて気が付いたのが遅い
といったところでしょうか。
最後に補足ですが、カスタマーサービスも担当によって対応が違います。僕が最初に対応してくださった方は、早口で何言っているか分からなかったです。w
こういった場合には、改めて電話すると良さそうです。その後の担当してくださった方は、とても親切でした。



コメント