一関市東花王町の一関修紅高(中島元子校長、生徒462人)は2026年度入学生から、登校に困難を感じる生徒のために全日制の新コースを導入する。岩手県教委や県学事振興課などによると、同様のコース設置は県内の全日制高校では初めて。系列の修紅短大(同市萩荘)での対面授業を基本にオンラインの遠隔授業に対応。合わせて全コースで導入する単位制により、柔軟な学習環境で卒業を目指せる。
新設するのは「SDコース」。3年間で74単位を取得し、1日当たり平均5時間(5コマ)の授業を受ける。修紅短大の空き教室を活用し、高校から教員が出向いた対面授業を基本とする。高校以外の場所を拠点とすることで、登校に対する心理的ハードルを下げる狙いがある。
記事全文は9月2日付の岩手日報をご覧ください。