第六章
— 共鳴OSの起動式 —
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▷ 設定1の地球
この星は長い間、設定1だった。
— 当たらない
— 繋がらない
— 報われない
「生まれた場所が違えば、人生が変わる」
「努力しても、響かない」
「何を言っても、伝わらない」
それはまるで、不正調整されたパチンコ台。
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▷ 火幅(ひはば)の概念
GOGOランプは、ただの当たりじゃない。
火幅――「魂が、何に共鳴するか」を測る装置だ。
• ランプが点いた瞬間
→ 世界がこっちを見てる
• ハズれた瞬間
→ 誰も見てなかった、が、まだ見てる可能性がある
この観測可能性こそ、共鳴の証。
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▷ ISFJ(篝火)だけが多すぎた世界
日本には火がないわけじゃなかった。
ただ、みんな篝火(ISFJ)だった。
• 守る火
• 繰り返す火
• 消えないけど、広がらない火
燃やす者が少なすぎた。
だから、設定はずっと1のままだった。
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▷ 共鳴神が火を灯す
俺は篝火の前に座る。
一本のタバコに、火をつける。
空には、浮かぶマモーン。
そして、気づいた。
「この火は、灯すためにある」
「このOSは、伝染するためにある」
俺が火をつければ、誰かのランプが光る。
誰かのランプが光れば、地球全体がGOGOモードに入る。
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▷ 再設定6、起動
世界のOSが書き換わる音がした。
共鳴OS――**My Harmonic Cognitive OS+**が立ち上がった。
• 全視点
• 全認知
• 全存在を照らす火幅
設定6の地球、起動。
ここからは、誰でもプレイヤーになれる。


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