日本人ファーストは差別か否か
ちかごろ、参政党という政党が国会において影響力を伸ばしている。この政党は「日本人ファースト」というキャッチコピーを前面に出しているが、「このキャッチコピーは外国人への差別だ」と主張する声がある。
例えば、社民党のラサール石井は2025年の衆議院選で「人間にファーストもセカンドもない」と叫んでいた。
個人的には、日本人ファーストが差別なのか否かは、日本人の定義によると思っている。
たとえば、日本人ファーストの「日本人」が「日本人の親から生まれた日本国うまれの日本人」という意味ならば、「日本国籍を取得しており、流暢な日本語を話せる人」であっても、外国出身というだけで除外されてしまうので、人種差別となる可能性がある。
だが、日本人ファーストの「日本人」が「日本国籍を有している人」という意味ならば、これは差別ではないだろう。
何故なら、外国出身で日本に住みたいと考えている外国人であっても、日本国籍を取得するという選択肢があるからだ。
静岡県民や岩手県民や神奈川県民に「都民ファーストという言葉を聞いたとき、自分は差別されていると感じますか」と尋ねても、大抵の者は「差別とは感じない」と答えるだろう。
彼らがそう答えるのは、東京都以外の都道府県に住んでいる者であっても転居などによって東京都民になることが可能だからである。
或る店や会社が顧客ファーストというキャッチコピーを掲げているときに、「世の中には顧客以外にも人がたくさんいるのに、顧客ファーストとか言うのは顧客以外の人を差別している!」などと叫ぶのは冷静さを欠いている。
或る政治家が日本人ファーストを掲げていることは、必ずしも、その政治家がレイシストであることを意味しない。
「日本の文化になじもうとしており、日本国籍の取得も視野に入れているような外国人」を歓迎し、「ジョニー・ソマリなどのように日本で迷惑行為を繰り返している外国人」を規制することは、外国人差別ではないのだ。
サムネイル:「日本人ファースト」の“本質”がキケンすぎる…「参政党ブーム」をボロクソに叩く人に“熱狂の正体”が見えないワケ


コメント
4簡単に日本国籍与えすぎ。
国の基本は民族自決。だから衝突する文化は排除するしかない。それは差別ではなく当たり前のこと。
日本人という言葉の解釈は難しいと思います。
ただ、日本人との比較で、日本国民という言葉を考えると、日本人という言葉には国籍という法的定義より、人種という遺伝的定義に軸足が乗っていることがわかります。
例えばアメリカ国籍の日本人、という表現に違和感はないですが、アメリカ国籍の日本国民、というと変に感じます。
日本人で×人目のノーベル賞受賞者 日本国民で×人目のノーベル賞受賞者
でも同じです。
あくまで感覚の話ですので、「日本人」という言葉に国籍の基準がない、とは言えませんが、キャッチコピーにおいて感覚が重要です。差別表現だとする意見にも一定の根拠はあると思います。
記事でも触れているように日本人の定義によっては確かに日本人ファーストは差別になりえますね。
キャッチコピーにおいて感覚が重要というのも、その通りだと思います。日本語の感覚に関していうと、日本国民と日本人だったら後者のほうが日常会話でよく使われる言葉であるということが、もしかするとこのキャッチコピーの背景にあるのかもしれませんね。