2025/8/23
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2025年8月22日、神戸市中央区磯辺通2丁目のマンションで発生した24歳女性刺殺事件で、兵庫県警は谷本将志容疑者(35)を殺人容疑で逮捕した。容疑者は東京都奥多摩町で身柄を確保され、JR新神戸駅を経由して捜査本部が設置された葺合警察署に移送された。
事件は8月20日午後7時20分頃、神戸市中央区磯辺通のマンション6階で発生した。被害者は損害保険会社の営業担当として働く片山恵さん(24歳)で、2023年4月に大手保険会社に入社したばかりの若手社員だった。同僚によると「明るく朗らかで、コミュニケーション能力の高い人」と評され、事件当夜も上司に業務連絡のチャットを送るなど真面目に仕事に取り組んでいた。
片山さんは仕事から帰宅し、エレベーター前で谷本容疑者に刃物で胸などを複数回刺され、搬送先の病院で約1時間後に死亡が確認された。上半身に複数の刺し傷があり、右腕には抵抗時にできる防御創も見つかっている。
今回の逮捕で最も衝撃的なのは、谷本容疑者が2022年にも同様の事件を起こしていたことだ。
2022年5月28日、兵庫県警生田署は当時32歳の谷本容疑者を殺人未遂の疑いで緊急逮捕していた。犯行現場は今回と同じ神戸市中央区で、被害者は当時23歳の女性だった。
この時の犯行手口は以下の通りだった:
被害女性は頸部に軽傷を負ったものの一命を取り留めた。谷本容疑者は「殺すつもりはなかった」と供述していたが、今回の事件でも同様の供述をしている。
谷本容疑者は大阪府出身で、恵まれない家庭環境で育った。両親が離婚し父親に引き取られたひとり子で、「自分はいい家庭を持ちたい」という気持ちが人一倍強かったという。高校は中退し、その後は建設現場の仕事などを転々としていた。
2022年の事件当時は建設会社の社員寮に住み、建築現場作業員として働いていた。同僚からは「おとなしくて喧嘩なんてしたことがない」「仕事はできる、マジメ」との評価を受ける一方で、「変な正義感がある」「プライドが高く、仲間とうまくコミュニケーションできない」として孤立していたとされる。
女性関係については「奥手でピュア」「キャバクラにも行かない」と評されていたが、同僚は「神戸の中心街のおしゃれな場所に出かけて行って、物色していた」と振り返っている。
最近では父親の介護問題や、母方の祖母の認知症の世話なども抱えており、精神的な負担を抱えていた可能性が指摘されている。
事件後、谷本容疑者はマンション(フォレ・リビエール磯辺通)から徒歩で北方向に逃走。防犯カメラの「リレー捜査」により行方を追った結果、奥多摩駅近くで身柄を確保された。
容疑者は事件後、新幹線で東京へ向かい、奥多摩町に潜伏していたとみられる。22日午後、警視庁の捜査員が路上で身柄を確保し、逮捕状を執行した。
その後、JR東京駅から新幹線で移送され、午後11時35分頃にJR新神戸駅に到着。下を向き、手で顔を隠しながら兵庫県警葺合署の捜査本部に移送された。
今回の事件で最も問題視されるのは、2022年の殺人未遂事件後の対応だ。専門家は以下の制度上の問題点を指摘している:
谷本容疑者のケースは、特定の恋愛関係から生じたものではなく、一方的な執着に基づく「無差別型ストーカー」の典型例とされる。このような加害者は「殺意なき好意の延長」として軽く処遇されがちだが、実際には未遂段階こそが最大の警鐘だったのだ。
現在、谷本容疑者は2023年5月から東京都内の運送会社に勤務していた。社員寮に住み込み、酒の運搬業務などに従事。社長によると、これまで無遅刻無欠勤で、事故や違反もない模範的な社員だったという。
「リーダーシップもあって、真面目に働いていた。まさかこんなことになるとは」と勤務先関係者は困惑を隠せない様子だった。
片山恵さんは保険会社の同僚から「明るく朗らかで真面目」と慕われていた若い女性だった。2022年の段階で谷本容疑者への適切な対応がなされていれば、この尊い命は救われていた可能性が高い。
谷本将志という人物の存在は、個人の狂気を超えて、日本の司法制度・ストーカー対策の脆弱さを浮き彫りにしている。未遂を軽んじる社会の姿勢を根本的に見直さない限り、同様の悲劇が繰り返される危険性は消えないのが現実だ。
兵庫県警は今後、片山さんが狙われた経緯や2人の接点の有無について詳しく調べる方針を示している。
※この記事は2025年8月22日現在、各社報道の内容に基づいて投稿しております。
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過去1ヶ月:2025/07/24-2025/08/24
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