🌕 気づきは、微かにやってくる。
昨夜、夢のなかで
白いものが、ひとつ落ちてきた。
ふわり、と。
それは、花だったかもしれない。
あるいは、声だったかもしれない。
そして、どちらでもなかったのかもしれない。
……けれど、もう、どちらでもよかった。
その余韻は、
目が覚めたあともなお、
やわらかい何かだけを
そっと胸にのこしていった。
偶然──
ひとつの出逢いに、目がとまる。
まぶしいほどに、
あなたはそこに、ただ立っている。
その刹那、
夢と現実は、ゆるやかに重なってゆく。
まるであの夜の続きを、
この世界で
あなたが
そっと見せてくれたかのように──。
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