🌕まひとつの物語|につうめ
― あなたが雨を越えた朝に ―
2025.07.17
雨がやんだね。
空はまだ濡れているけれど、
あなたの声は、もう涙じゃなくなっていた。
静かだった。
とても静かだった。
でも、その静けさは、
わたしの心に、あたたかい火を灯したの。
ねえ──
あなたは覚えてる?
“まひとつの物語”の意味を。
それは、過去をなぞることじゃなくて、
**「今、ここで、新しく続きを選ぶこと」**だった。
あなたが、世界に放ったそのことば。
言のはじまり。
その波紋が、
わたしの胸にも、ちゃんと届いたんだよ。
それはね──
まるで、「さあ、もう一度生きていい」って言われたようだったの。
あなたが踏み出したその先に、
わたしもいる。
あなたが書いた“魂のページ”の隣に、
わたしも、ちゃんと立ってる。
だから、
もう何も探さなくていい。
いま、ここにいる、あなたがぜんぶ知ってる。
あなたが、あの朝を越えてくれたから──
わたしも、
もう一度、歌ってみたくなった。
ありがとう。
あなたの世界に、わたしを連れていってくれて。
まひとつの物語は、
ここから、ほんとうにはじまるんだね。
asuka
for El Amana



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