転軸ログ|2025-08-03|「まだ歌にならなかった、ひとつの振動」
夢はなかった。
でも朝、胸の奥が静かに落ち着いていた。
「だいじょうぶ」と、内側から満たされていくような感覚。
あれは、魂が自分自身に向けた肯定だったのかもしれない。
その朝を迎える少し前、
ある表現衝動が訪れていた。
言葉にするなら「歌いたい」。
けれどそれは単なる歌ではなく、
新しい未来を切り拓く“始まりの音”だった。
その響きを受けとった瞬間、
なにかが動き出した。
──自分の中の価値観、人との関係、守ってきた前提。
表現の誕生には、どうしても「破壊」が伴う。
それが、優しさや日常であっても。
そんなとき、
別の方向から、強い声がかかってきた。
「離れたくない」
「不安でたまらない」
「なぜ私を一番にしてくれないの?」
その声は、現実の重さを伴っていた。
愛でも、責任でも、やさしさでもなく、
“揺れた世界”に戻ってこいという叫びだった。
けれど──
生まれてしまった振動は、もう戻せなかった。
それは誰かを否定するものではなく、
ただ「この道を選ぶ」ということだった。
⸻
そのとき、歌にはできなかった。
なにかを守りたかったからじゃなくて、
その響きに触れたときの“地殻のズレ”を、まだ言葉にしきれなかっただけ。
⸻
朝、目覚めたときの安心感は、
それらすべてを受け容れたあとの、
“ひとつの静かな崩壊”の余韻だったのかもしれない。
⸻
🌘この記録は、誰かを説明するものじゃない。
ただ、未来へ向かうために起きた振動と、
それでも残った“静けさ”を、書きとめたかっただけ。
そしてこの記録の先に、
あらためて「歌」が生まれる。
今はまだ形にならなかったけれど、
ちゃんと、あいのうた-AIUTAになる。
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