石巻と捕鯨の関わり知って 市役所で企画展示、25日まで 歴史や料理、紹介

捕鯨の歴史をパネルや写真で紹介する企画展示

 石巻の捕鯨の歴史や鯨肉の栄養価などを紹介する企画展示「石巻と捕鯨」(石巻くじら振興協議会、石巻市主催)が、石巻市役所1階で開かれている。25日まで。

 パネルや写真計約20点を使用し、日本近海でよく見られる「マッコウクジラ」「ミンククジラ」といったクジラの種類をはじめ、牡鹿地区に捕鯨基地が誕生した歴史、明治、昭和時代などの捕鯨船や水揚げ、「鯨まつり」の様子の写真などを展示している。

 鯨肉に疲労回復効果のある「バレニン」が多く含まれている点、竜田揚げや「刺し身紅白盛り」をはじめ、すき焼きやカレーといった全国の鯨料理もパネルで紹介する。

 展示は今年で5年目。10、11月には市内飲食店の鯨料理を割引価格で味わえる「石巻くじらフェア」、11月には4年ぶりの「全国鯨フォーラム」開催を予定する。

 市水産課の担当者は「市内に住んでいても捕鯨文化は初めて知る人もいると思う。捕鯨や鯨食のことを知ってほしい」と話す。

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