きょうの健康

ニュース 「どう防ぐ!10代の自殺」

初回放送日:2025年3月27日

2024年の1年間に自殺した人は2万268人と過去最少の水準となった一方で、10代の自殺はこれまでで最も多くなった。子どもが出すSOSのサインは、言葉よりも睡眠、行動、食欲、感情、身体面に現れやすい。子どもの「生きづらさ」に気づいたとき、家族、周囲の大人はどう受け止め、どう向き合えばよいのか。子どもに「死にたい」と打ち明けられたときの「声かけ」や、会話の中で気をつけたいことなどを紹介する

放送内容

目次
  • 小中高生の自殺が増加している
  • 子どもが出すSOSを家族や周囲の大人が「気づき」「受け止め」「声かけ」する
  • 増えるネットいじめ
  • 家族や周囲の人の受け止めと声かけ
  • 親だけで悩まず 相談を
  • 新学期・長期休暇明け どうすればよい?
  • 子どもの回復力を上げる

小中高生の自殺が増加している

自殺者の推移警察庁自殺統計・原票データより厚生労働省作成(2024年は暫定値)

厚生労働省が発表した2024年の自殺者の「総数」は暫定値で20,268人。前の年から1,569人減少し、1978年の統計開始以来、2番目に少なくなりました。一方で、「小中高生」の自殺は527人にのぼり、これまでで最も多かった2022年を上回り「過去最多」となりました。

小中高生など10代の自殺が増えている一因として考えられているのが、「子どもを取り巻く環境の変化」があります。特に、「新型コロナウイルスの拡大」による影響が指摘されており、ふれあいやコミュニケーション不足をもたらしました。また、「貧困家庭が増加」していることも大きな理由です。家族関係への影響も大きく、子どもにかかわる時間が作れない親が増えたことや、地域のコミュニティーも疎遠になったことで、子どもが頼れる大人が少なくなったのです。

一方で、子どもが頼るようになったのが「インターネット」です。10代のネット利用時間はコロナ以前よりもさらに増え、SNSなどによる「ネットいじめ」も増加しています。

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このエピソードの放送予定

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出演者・キャストほか

  • 解説いただいた専門家
    河邉 憲太郎
    愛媛大学大学院 准教授