<世田谷一家殺害>今も続く文通ー心に生き続ける親友・にいなちゃん 突然の別れから20年

2020年12月27日 05時55分 有料会員限定記事
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よく遊んだ公園の周辺で被害者のにいなちゃんとの思い出を話す野口桃子さん。後方は殺害事件現場となった宮沢さん宅

 2000年12月30日の東京都世田谷区の宮沢みきおさん=当時(44)=一家4人殺害事件は、間もなく発生から20年となる。長女で小学2年だったにいなさん=同(8つ)=の同級生、野口桃子さん(28)は、親友と過ごした日々を片時も忘れずに生きてきた。幼心に友情が芽生えてから突然の別れが訪れるまで、わずか1年半。それでも亡き友は20年の月日を心の中で生き続け、大切な思い出は今も色あせない。 (奥村圭吾)

 世田谷一家4人殺害事件 2000 年12月31日、東京都世田谷区上祖師谷3の会社員宮沢みきおさん宅で、宮沢さんと妻泰子さん=当時(41)、長女にいなさん=同(8つ)、長男礼ちゃん=同(6つ)=が殺されているのが見つかった。警視庁成城署捜査本部は強盗殺人事件として捜査を続けている。犯行は前日深夜とみられ、現場から犯人の指紋やDNA型のほか、犯人が食べ残したアイスクリームのカップや脱ぎ捨てたトレーナーなど多くの遺留品が見つかった。犯人はA型で身長170センチ前後の比較的若い男とみられている。

 01年の元旦、野口さんは静岡県の祖父母宅に帰省していた。「これ、あんたの学校じゃないの」。祖母に言われてテレビを見ると、慣れ親しんだ家や顔写真が映り、母親にしがみついて泣いた。年明けに参列した人生で初めての葬儀では「お空にいっても元気でいてね」と作文を読み上げ、ひつぎに入れて手を合わせた。
 出会ったのは、1999年春に入学した区立千歳小学校の教室。人見知りだった野口さんにとって、にいなさんの第一印象は「頭が良くて苦手」だった。その年の秋、にいなさんの母泰子さん=事...

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