上智大生殺害26年 留学の夢、めいが実現 形見の辞典携えて

小林順子さん(左)との写真を見つめる姉の熊田亜希子さん。耳には順子さんからもらった金色のピアスをつけていた=岐阜市内で2022年8月27日午後3時16分、岩崎歩撮影
小林順子さん(左)との写真を見つめる姉の熊田亜希子さん。耳には順子さんからもらった金色のピアスをつけていた=岐阜市内で2022年8月27日午後3時16分、岩崎歩撮影

 1996年9月、米国留学を2日後に控えた上智大4年の小林順子さん(当時21歳)が東京都葛飾区の自宅で殺害、放火された事件は、9日で26年が過ぎた。順子さんが果たせなかった夢を、事件後に生まれためいが実現しようとしている。姉の熊田亜希子さん(51)=岐阜市=の長女(22)は今年2月、「海外で働きたい」という順子さんと同じ夢を抱き、米国留学に旅立った。26年前、順子さんが留学先で使うはずだった和英辞典を携えて――。

 「いつか海外を飛び回りたい」。順子さんはそんな未来を3歳上の亜希子さんに語っていた。中学から英語の勉強にのめり込み、毎日のように日付が変わるまで机に向かった。上智大の外国語学部英語学科に進学し、目標だった米国留学をつかみ取った。「国際ジャーナリストになる」という夢に向かって努力を重ねる順子さんの姿が誇らしかった。

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