自分を出せば自分に会える。
北海道在住の女性M様から「表面的なものを打ち破る力についてお聞きしたい」とご連絡をいただいた。私の正しい使い方である。誰に会う時も緊張をする。友達からは「そんな風には見えない」と言われる。緊張しないように見せる練習をしてきたけれど、緊張そのものを取り払いたい。自分には何もないことがバレてしまうことが怖くて、できるだけ会話をしないようにしてしまう。人の話を聞くことはできるけれど、自分の話をすることができない。自己開示をしないから、望む人と出会えない。M様は、そのようなことを言った。
M様は言った。坂爪さんに会うと決まって、家を出る時に「どのバージョンで行こうかな」と考えた。敬語で話すフォーマルバージョンの自分か、砕けた言葉を使うフランクバージョンの自分か、色々考えたけれど結局素の自分で行くのが一番だなと思った。私はクリスチャンで、旦那もクリスチャンで、教会には傷つき弱っている人がたくさん来る。私は、傷つき弱っている人を見ると怖くなる。自分と関わることで、もっと傷つけてしまうのではないかと思ってしまう。坂爪さんに会う人は、弱っていて傷ついている人が多いと思う。そんな人と会う時に、怖さを感じないのですか。
私は言った。傷つき弱っている人だけと会っている訳ではないし、誰もが、傷つき弱っている部分を抱えているとも言える。あなたは、もっと傷つけてしまうことが怖いと言うけれど、実際は「傷つき弱っている人を見下していることがバレる」ことを恐れているように見える。プライドが高くて、自分自身を一番見下しているように見える。そのようなことを言ったら、M様は「悪い印象を持たれた人と一緒にいるのも微妙なので、帰りますか?」と言った。私に連絡したのはM様で、私に表面的なものを打ち破る力について聞きたいと言ったのもM様だ。私は「それは、あなたの自由です」と言った。結局、そのまま解散となった。
M様と別れて歩いていたら、後ろの方から「坂爪さん」と呼ぶ声が聞こえた。振り返ると、M様がいた。M様は「やっぱりもう少し話したい」と言った。喫茶店に入り、M様は言った。幼少期、知らないおじさんに車に連れ込まれて、誘拐をされかけたことがある。必死になって逃げ切ることができたけれど、家に帰ってから、家族の誰にもそのことを話すことができなかった。誰もが生きることに必死で、自分のことで迷惑はかけられないと思っていた。小さな頃から安心を感じることができなかった。だけど、もうそういうのは終わりにしたい。緊張しながら生きるのではなく、楽しみながら生きたいと思って坂爪さんに連絡した。
M様は言った。酷いことを言われても、それが自分なのだから受け入れたいと思う。だから、思ったことを言って欲しい。私は言った。あなた自身も自分のことでいっぱいいっぱいになっていて、他人を思いやるということができていないように見える。思いやりとは「これを言ったら相手はどんな気持ちになるだろう」と想像したり、相手をよく見ることだと思う。あなたは、自分のことばかり見ているから、会話が噛み合わないのだと思う。相手が本音を話してくれないと嘆くけれど、あなたが話す気を奪っているのだと思う。そのようなことを言ったら、M様は不機嫌になった。言いたいことを言って欲しいと言いながら、実際に言われたら簡単に機嫌を損ねる様では、ガキ過ぎると思った。私は、席を立ち、喫茶店を離れた。斬り捨て御免メン、退散。男一匹、今日も行く。
坂爪さん
LINEすべきか悩みましたが、不快な言動してしまった事を謝ります。ごめんなさい。
改めて自分の壊滅的なコミュニケーションを思い知り、もう人里離れて生きても良いのだと、逃げてもいいのだと思えました。
坂爪さんの生死観やご家族のエピソードが大好きです。これからも一読者として楽しみにしています。
おおまかな予定
9月4日(木)北海道札幌市界隈
以降、FREE!(呼ばれた場所に行きます)
9月23日(火・祝日)静岡県伊東市伊豆高原
EVENT@チャイニーズオーベルジュ仙豆飯店
連絡先・坂爪圭吾
LINE ID ibaya
keigosakatsume@gmail.com
SCHEDULE https://tinyurl.com/2y6ch66z
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ばっちこい人類!!うおおおおおおおおお!!


コメント
1衝撃的な展開にびっくりしたけど、傷つき弱ってる人に対するM様の恐れ、自分もそうだなぁって思った。