「ホラーブーム」なぜ今?美術館やプラネタリウムでも“没入型”ホラーに絶叫【THE TIME,】
それにしてもナゼ、美術館でホラー? 『六本木ミュージアム』川村琉太さん: 「一般的なおばけ屋敷と違って美術館でやるからこそ映像や音楽、照明を通して“不気味さを演出している展示”になっているので、多くのお客様に来てもらえる」 ■プラネタリウムで“没入型”恐怖体験 コニカミノルタプラネタリウム満天(東京・池袋)では、空間全体を覆うド迫力ドーム型天井スクリーンで、ホラー作品を上映。(※一般シート 大人1600円〜) ロマンチックな星空が一変、没入型の恐怖体験ができます。 THE TIME,マーケティング部 原千晶部員: 「ちょっともう…ちょっと本当、無理かも…。全体360度広がっているので圧迫感もあるし、より映像が迫ってくる感じが怖い」 この『ホラープラネタリウム ふり返りの旋律』の監修は、100本以上のお化け屋敷をプロデュースした五味さん。 お化け屋敷プロデューサー 五味弘文さん: 「人は寝そべると無防備。寝そべったところで自分を包み込むような映像が現れるのはより怖い。これほど“格好のシチュエーション”はない」 ■ホラーが「流行りやすい」世情 今、ホラーの需要が高まっているのはナゼなのでしょうか? ホラーに詳しい『國學院大學 』飯倉義之教授: 「ホラーは人が不安や不満を抱えている時に流行りやすい。自然災害も多いし、物価高など“解消しない現実”の代わりに、“ホラーは最終的には解決する”ということで、少しすっきりした気分になる」 ■「掃除×ホラー」ゲームが話題 ホラーブームは、掃除グッズなどを手掛ける企業にも。 Steam®︎で無料配信中のゲーム『しずかなおそうじ』。 亡き父から相続し長い間放置していた別荘の掃除を始めた主人公が、暗号を解きながら脱出を目指すホラーゲームです。 掃除アイテムとして登場するのは、実際にある商品。 原部員: 「<こびりついた油汚れには強力分解タイプのキッチンマジックリンだな>と出てきた。結構汚れているキッチン周り。拭きとると、 わ〜いきれいになった」
しかし、掃除に気を取られていると… 原部員: 「待って待って、怖い怖い。キャー。ちょちょ、え、 なに?」 二足歩行の謎のナニかが迫ってくる“掃除とホラー”の組み合わせ。 『花王』が開発し、ホラーゲームをしながらお掃除テクニックを学べると話題になっています。 ホームケア事業部・原田和弥さん: 「若年層にも、掃除をより快適にする裏技をお伝えしたくてホラーゲームという形になった」 まだまだ続く暑い日々。ホラーでヒヤッとしてみるのもいいかもしれません。 (THE TIME,2025年9月1日放送より)
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