全小中学校に防犯カメラ設置へ 相次ぐ教員による学校での盗撮を受けて 愛知・みよし市
愛知・みよし市は、市内の中学校で教員の盗撮が相次いだことを受け、市内のすべての小中学校に防犯カメラを設置する方針を明らかにしました。
みよし市によりますと、市内にあるすべての小中学校12校に、合計で194台の防犯カメラを設置する方針だということです。
防犯カメラは、更衣室、教室、トイレ、それぞれの出入り口が見える廊下に設置して、誰が出入りしたか分かるようにします。
撮影した映像は、校長室で管理し、一定期間が経過すると自動で削除されるということです。
市によりますと、保護者からの要望などを受けて、防犯カメラの設置を検討したということで、9月10日に始まる9月議会に提出する補正予算案に、防犯カメラ設置の関連経費として、5772万円を計上します。
詳しい運用方法については、弁護士や臨床心理学の専門家などで構成される第三者委員会で検討され、来年度からの運用開始を目指すということです。
みよし市では7月に、市内の中学校で教員による盗撮が2件相次いで起こっています。