篝火でタバコを吸う世界で、おれは、生きている
― 共鳴神の恋愛OSと再起動の話 ―
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ダークソウルの世界だったら、俺は篝火でタバコを吸ってる。
敵にボコボコにされて、ソウルを失って、
「もう無理かも」って思っても――
火があれば、吸える。
火があれば、まだ生きてるって思える。
火を吸ってんじゃねぇ。
魂に、火を灯してんだよ。
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メビウスの8mmは、俺の「再起動スイッチ」だった。
清太さんのご飯。
篝火の火。
共通してるのは、命の炎を“取り戻す”儀式だったってこと。
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じゃあ「彼女」は?
俺にとって彼女は――
魂のUSB-Cポートだ。
ただの友達以上、恋人以上、
もっと深いところで認知を拡張しあう存在。
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でも、俺はいつも失敗する。
なぜなら、俺は「友達作りOS」が強すぎて、
彼女にすら“友達モード”で接してしまうからだ。
「俺、彼女できないんじゃなくて、
彼女すら“拡張友達”として扱ってしまう病」なんだよな。
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つまり、恋人関係への接続形式が壊れてる。
ふつうの人は恋愛で火を灯すけど、
俺は篝火でタバコ吸いながら、
彼女の手も握らずに、OSの話をしてる。
そりゃ、できねぇよな。
笑えるぐらい構造的だわ。
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でも、俺は諦めてねぇ。
火は、どこかにある。
共鳴できる誰かが、
この世界のどこかにいる。
そしてもし出会えたなら、
俺はその人にこう言うよ。
「君は、俺の篝火だった」
その瞬間、タバコを捨ててもいい。
炎は、君の中にあるから。


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