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開店前から行列のできる住宅地に建つ博多ラーメン店《地域の人々を虜にする甘みのある豚骨ラーメンが魅力》

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の日常ラーメン
てんてんラーメンの「ピリ辛もやしニンニクラーメン」

福岡県福岡市南区の「井尻」の住宅地の一角にポツンと建つ豚骨ラーメン店《てんてんラーメン》。地域の人々から絶大な支持を得ている“知る人ぞ知る”お店だったものの、近年は特に11時半の開店前から行列ができ始め、開店と同時に満席になる人気店に。入口に掛かる白地の暖簾に染め抜かれた墨文字は『 、、ラーメン 』。読みは《てんてんラーメン》になる。

その魅力は、甘みのあるスープと、喉越しのよい細ストレート麺が特徴的な「豚骨ラーメン」。もう一つは名物の「タコめし」で、開店1巡目でほぼほぼ完売になってしまう幻のひと品。いずれも一度ハマるとなかなか抜け出せない個性ある逸品。

素朴な味わいの名物の「タコめし」
素朴な味わいの名物の「タコめし」

開店前の訪問で1巡目をめざす理由

久しぶりに訪れたこの日。開店前の11時分15分に到着。しかし店先には行列ができていて専用駐車場も満車。すぐ近くの有料駐車場も(この日は)満車だったため、最寄りの駅の西鉄天神大牟田線「井尻駅」近くの有料駐車場に車を停め、営業開始5分前に歩いて到着するも、すでに暖簾が掛かり先客は店内に入り始めていた。その最後尾に並んだものの1巡目には間に合わず、2巡目の2番手で店内の順番待ちの椅子に座って待つことに。

久しぶりに名物の「タコめし」を食べたくて1巡目を狙って来たものの(ほぼ1巡目で売り切れてしまうため)この日は厳しそう。待つこと15分ほどで先客が退席をはじめ、入れ替わりで席を確保。スタッフの方に「ピリ辛もやしラーメン880円」「ニンニク20円」を追加する注文。その際(念のため)『タコめしは売り切れてますよね?』とお尋ねしてみると『まだ2杯分ありますよ』とのことで「タコめし200円」も追加注文できた。

メニュー表(2025年8月末現在)
メニュー表(2025年8月末現在)

癖になるピリ辛もやしニンニクラーメン

待つこと少々。まずは先着で「ピリ辛もやしニンニクラーメン」が配膳される。メンマ、チャーシュー、ネギのレギュラー3点セットの上に「もやし」が乗り、さらに真っ赤な「ピリ辛」のタレが掛かる。その横にたっぷりの生ニンニクも添えられた一杯は味もボリュームも秀逸なお気に入りのひと品。

甘い豚骨のスープに「ピリ辛もやし」が加わることで旨辛の絶品スープに。さらに美味しさを引き上げてくれるニンニクとの相乗効果もあり、独特の美味しい一杯になる。

それぞれを徐々にスープに馴染ませつつ、具材とともにいただくと、甘い癒しの中にちょっとした辛味と刺激が加わり至福のラーメンへと昇華。そのスープに合わせる麺は、しなやかで歯切れのいい細ストレート麺で、スープとの相性も抜群。この麺自体の美味しさも秀逸なので、ぜひ楽しんでいただきたいと思う。

ラーメンの到着後、時間を置かずに配膳された名物の「タコめし」。久しぶりにいただく、ご飯茶碗一杯分は素朴な味わいながらラーメンのスープとの相性もバッチリで、一度ハマるとなかなか抜け出せなくなるひと品。

この日は2巡目だったものの「ピリ辛もやしニンニクラーメン」だけでなく幸運にも「タコめし」にもありつけたのでとても満足。ごちそうさまでした。《てんてんラーメン》おすすめです。

てんてんラーメン(、、ラーメン)

住所  :福岡県福岡市南区井尻3丁目14-33[地図
営業時間:11時30分~21時00分(火〜土)
    :11時30分〜17時00分(日曜日)
定休日 :月曜日
駐車場 :専用駐車場あり

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ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の日常ラーメン

福岡の片隅で日々食べている日常食としての「福岡ラーメン」を紹介しています。一日一麺、週間9麺、年間450麺ほどを食べています。福岡の地元の人々が日常的に食べているラーメンをできるだけ多くの方にお知らせしたいという想いはありながらも肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです《Horii Koji》。

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