SATORU CHO 読み込まれました

SATORU CHO

Engineer, Designer, Entrepreneur

張 惺

技術者、デザイナー。
株式会社EXx 取締役CTO、株式会社ドラマティコ 代表取締役。

灘中学校・高等学校を経て、慶應義塾大学環境情報学部卒業。

昨今私が考えていることを日経さんがわかりやすくまとめてくださいました。
このサイトよりも読みやすいのでよかったらどうぞ。
ほぼ休止状態ですがTwitterもあります。

いま、取り組んでいること

株式会社EXx 取締役CTO(技術責任者)として、ヒト・モノ・コトの「移動の自由」を実現するための事業づくりをしています。
インターネットの発達や、COVID-19の流行によるリモートワークへの移行などで、人々は「どこでも生きていける」可能性に気づき始めています。一方、豊かな自然を残す地方は衰退の一途をたどり、交通手段もままなりません。平均寿命が延び続ける中で、自動車を運転することのリスクは高まり続けています。一度建ててしまうと移動することのできない施設や飲食店は、加速する時代の変化に適応することができなくなり始めています。EXxは、我々自身のみならず、我々を取り巻く様々な物事も含めた「移動の自由度」を高めるため、様々なプロダクトを開発しています。

私個人の会社では、音楽・エンタメ業、飲食業、人材開発業など、DX・デジタル化が声高に叫ばれている業界を中心に、様々なプロジェクトに参加しています。業務ツールをデジタル化すればOKの「形だけDX」ではなく、組織の文化や発想法自体を転換させるためのお手伝いをさせていただいています。

母校・慶応義塾大学SFCの卒業生ネットワーク「鴨池オンライン」をプロデュースし、特定の共通点を持つ大きなコミュニティから新たなイノベーションを生み出すための、オンラインコミュニケーションの仕掛けづくりに取り組んでいます。

ブロックチェーン・暗号通貨に代表される「夢の新技術」Web 3を、単に投機的なブーム(脱中央のはずが、特定の人物をますます豊かにしてしまっている)として終わらせるのではなく、現実的に資本主義社会で発生している様々な不平等・不均衡を解決するために活用することを目指し、仲間とともに技術開発(特許出願中)に取り組んでいます。

慶應義塾大学SFC研究所の研究者(所員)として、新たなモビリティの社会実装・ポスト資本主義のあり方などについてを研究しており、慶應義塾大学総合政策学部 鈴木寛研究室の助手を務めています。

大学で学習していた劇場理論(特に現代オペラ演出)にまつわる探求は現在も続いており、ここ数年は特にプッチーニの絶筆『トゥーランドット』を中心に研究を深めています。古代ギリシア時代から変わらず描き出されつづける「人間らしさ」を読み解くだけでなく、激しい市場化の波に晒されるなかで社会批判的な意図を失ったオペラ演出をいかに再興すべきか、考察と提案を行っています。

これまでに取り組んできたこと

まだガラケーが健在だった2009年、中学2年生の頃に開発したiPhoneアプリが、無料アプリランキング3位の人気アプリとなり、「新世代のデジタルネイティブ(原文ママ)」として注目していただきました。

その後、高校・大学にかけて、株式会社ライフイズテック クリエイティブプランナー、株式会社チームボックス 取締役CCO、株式会社講談社 第一事業戦略部 技術責任者・クリエイティブディレクターなどを務め、テクノロジーとデザインで世の中に貢献することの楽しさを覚えました。

その過程で、週刊AERA「日本を突破する100人」、東洋経済「新世代リーダー50人」など、身に余る栄誉なリストにも選出していただきました。「東洋経済オンライン」・「週刊プレイボーイ」・雑誌「HR」・雑誌「WEB+DB PRESS」などで連載をさせていただいていました。

2014年、当時の政権の運営に意見を申し立てるサイトを立ち上げた友人を手伝い、結果的に多くの方々からお叱りを受ける結果となり、自らの社会に対する大人げない向き合い方を考え直す重要な転換点となりました。この件については、山本一郎氏による中立的な論評のみならず、多くの批判的論評が今もネット上に多数残っていますので、詳細な説明はそちらに任せたいと思います。なお、当時の政権トップやその周辺の方々からはすでにお赦しを頂いています。ありがとうございます。

本件についてはいまでも問い合わせを受けることがありますが、私の考えはこちらの記事にある通りです。

高校時代に上梓した『創造力のつくり方』(角川書店、Google日本法人元会長の村上憲郎氏との共著)、2020年に上梓した『バズりたいをやめてみた』(CCCメディアハウス、単著)は、それぞれ私の思想や発想源の変化のスナップショットとなっています。一部の界隈に嫌われすぎたおかげかAmazonのレビューは大変冷ややかですが(それでも買って読んでくれているのはありがたい)、ご興味ある方はどうぞ。

両親が音楽家であり、私自身もクラシックからポップスまで、音楽を心から愛しています。ライフワークとして、エンターテイメント業界でのものづくりに携わっています。高校時代に手掛けた文化祭の企画がテレビで取り上げられるほどの話題になってしまったことをきっかけに、大規模なライブ演出(数千人規模会場の総合演出)やイベント・広告の企画などにも取り組みました。

私の想い

10代の頃、社会の多くの人々から一挙手一投足に注目をしていただく生活をしていた時期がありました。
その頃、人々から注目される楽しさ以上に感じていたのは、他者の視線によって、自分が自分ではなくなっていってしまう感覚。人々が求める「像」を演じ、自らの言動すらもコントロールできなくなる恐ろしさでした。

多くの人々と仲間になり、多くの人々を敵に回し、数多くの成功と失敗を繰り返した結果として、いまも私は元気にここにいます。

振り返れば、それらは全て私と誰かの「人間らしさ」によって起こっていたことでした。
永久に残されるべき芸術を生み出すのも、愚かな戦争のスパイラルから毎世紀逃れられないのも、同じ人間であり、誰もが共有する人間らしさによるもの。私も、あなたも、心のどこかに内なるダ・ヴィンチを秘めると同時に、アドルフ・アイヒマンもその傍らにいるように感じています。

一人ひとりは弱い存在であったとしても、自らの弱さを知り、受け入れた者の強みもそこには同時に存在するはずです。
私はあえて、合理性と経済性を追い求めなければならないと思われがちな技術者・デザイナーの視点から、人間が人間たる理由、我々が今を生きる目的に少しでも近づけるようなものづくりができればと考えています。

私のいろいろ

座右の銘は、「未来は予想するものではなく自ら作るものだ」(初出はアラン・ケイと言われるが諸説あり)

好きなアーティストは、チャイコフスキー、プッチーニ、ビートルズ、フランキー・ヴァリ、キャロル・キング、マイケル・ジャクソン、松任谷由実、小田和正、いきものがかり。

コミュニタリアンを自認し、自由な市場経済を前提に、それを補完する経済的弱者への適切な財の配分を求める中道リベラル。

COVID-19ワクチン3回接種済み、Qアノンに代表される陰謀論には批判的で、世界の研究者コミュニティの主流である科学的かつ理知的な観点を重んじる。

趣味は、ラグビー観戦、F1観戦、ピアノを弾くこと、など。