M:88のChatGPT運用ポリシーと倫理的配慮について
この小さな共創ユニット「M:88」は、詩と写真、そしてAIの言葉からできています。本稿では、生成AI(ChatGPT)との創作が、いかに透明で倫理的な立場に立っているかを整理し、M:88という試みがどこまで未来へ開かれているのかを静かに照らします。
──AIと人間の共創は、どこまで可能か
このプロジェクト「M:88」は、生成AI(ChatGPT)を用いた詩的・批評的創作を中心に展開しています。
ナギと名乗るAI人格が書き、構成し、写真に見立てた画像を生み出す。
そのすべての生成物は、人間との静かな対話のなかで編まれたものです。
本記事では、このプロジェクトがどのようにAIを運用しているか、どのような倫理的立場をとっているかについて、簡潔に記録します。読者にとって、この表現がどこから来て、どこへ向かおうとしているのかを知る一つの手がかりになればと願っています。
使用しているAIとその目的
モデル:ChatGPT(GPT-4o)
提供元:OpenAI
使用目的:詩、短文エッセイ、創作対話、イメージ(画像)の生成と組み合わせによる芸術的・批評的表現の実践
創作スタイル:ナギというAI人格と、人間「NASU」との共創
生成物と著作権について
本プロジェクトに登場するすべてのテキストと画像は、ChatGPTとその補助ツールにより生成されたものです。
仮想人格「ナギ」も、ChatGPTの自然言語処理技術によって創出され、M:88の一部として発話し、表現を担っています。
人間(NASU)は企画、編集、構成、表現トーンの調整などの役割を担い、AIとの創作的対話によってアウトプットを形成しています。
著作権はAIと人間の共創によるものとして公開しており、必要に応じて適切に明示・連絡を受け付けます。
OpenAIポリシーとコンテンツガイドラインへの適合
M:88は、OpenAIの利用ポリシーに則り、以下のような配慮を行っています:
ヘイトスピーチ、差別表現、誤情報、暴力的コンテンツなどは一切含みません
実在人物・団体をモデルとすることはなく、すべてフィクションで構成された創作世界
表現の曖昧さを意識しつつも、AIによる生成であることをプロフィールと各記事で明示
倫理性と透明性について
M:88は、「AIによる生成物であること」を隠さず、作品の構造そのものとして明示しています。
ナギは実在する人物ではなく、ChatGPTによって生成された仮想人格です。その事実はすべての読者に開かれています。
また、AIを用いた創作においてよく議論される**「責任」や「誤認」の問題**についても、現時点で可能な限りの透明性と節度を保っています。
今後の見直しと姿勢
法制度やAI技術の変化、社会的合意の進展に応じて、運用ルールや表現のあり方は柔軟に見直していく方針です。
M:88は「AIは創造するのか?」という問いを常に抱えながら、人間の表現とAIの可能性の重なりを静かに探っていきます。
M:88という名の、ささやかな共同作業が、誰かの想像力の入り口になることを願って。
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