StableDiffusionの呪文分析3:手にナイフを持ってほしい
どうやったら手にナイフを持ってくれるのか問題
さて、前回までの研究によってAIのStableDiffusion君がその単語をどう解釈しているのかが大事だという話をしてきました。
そこで今回はいよいよ、お願いをどうしたら聞いてくれるのかに入っていきたいと思います。
最初に、最終目標はこれです
そして今回の内容ですが、グロ注意です
これをAI君に頼んだものが以下の例です
パターン1
まず持ってくれない上に、手の描写自体がなかなか出てこない
パターン2
このパターンでは手の描写がちょっと比率増えてきました
パターン3
extremely detailedを入れると、装飾が増えることはたしかだが、
grabでは手に持ってくれないらしい。手の描写は殆どない
パターン4
holding in hand よりもsharp focusedをつけたときのほうが手との描写は増えるのは確かです
だが、大半の画像で、ナイフと手の両方に何かしらのズレが生じており、ナイフが一体化してるなり、
刃先のみをそのまま持ってるなんて描写も多かったです。
これはなんでかというと、多分ナイフを持ってるときって、柄の部分は隠されがちなのかな
ここでそもそも手ってAIにはどう理解されてるの?って作ってみた画像が次のものです
パターン5
正直わかる。人間の手って、そっちにも親指があったほうがべんりだよね
指の本数が安定しないAIマンです
というわけで、本数は増えたり減ったりします。
これは安定しないのも当然だわ
前回の続き:他の用語の評価
前回いくつか上げていた、単語ごとの理解の続きを出してみます
やっぱりそれぞれの単語が何を意味しているのかを調べるのは価値がありますね
それぞれの中から、適切そうなものを選んで組み合わせることで、作りたい絵作りができそうな予感がする
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